CONTAX T3の濃厚な色彩とくっきり映し出すコントラストには、クラクラしてしまいます。 これ以上に無いくらいに空気が澄んだ日、渋谷の靴屋への帰りに、モデルを使ったグラビア撮影が山手線高架付近で行われていました。こういう場面に出くわすのはなかなか無いのですが、撮影しようかなと思っていたあたりでプロが撮影しだしたのを見ると、なんだか嬉しくなりますね。まっこっちはモデルもいないんですけど(笑) 空気が澄んでいる分、強烈な太陽光を信号で隠しただけの状態ですが、CONTAX T3は極めてシャープにコントラストの強い像を結び出しています。そしてこの周辺減光もコンパクトカメラならではでしょう。これだからT3はやめられません! 地下の駅ホームからショッピングモールの最上階まで吹き抜けがあるみなとみらい駅の建築デザインには誰しもが驚かされるところですが、意外なところに凝ったデザインがあることまでは知られていません。 この写真は、美術館口方面というあまり使われない出口へ向かうエスカレーターの、さらにその裏側にある吹き抜けから撮影したもので、一両目に乗り込む人しか目にすることができない場所にあります。さすがにこんなところにスタイリッシュなデザイン空間が広がっているとは全然知られていないようですね。 新しい時代と古い時代が一つの空の下で同居する街、それが丸の内。最近は超高層ビルが次々に建ち、景色も一変しているが、そんな中で落ち着いた姿を見せる東京駅の姿は、なぜか見る者をほっとさせます。旅立ちの場所にふさわしい風格を備えている場所と言えるでしょう。 今後東京駅は改装工事が行われますが、日本の玄関としてその威厳を将来も残していって欲しいものですね。 武蔵小杉が再開発される初期の段階で撮影した一枚です。最近は大きなマンションが林立していますが、まだ内装工事が完成していないらしく、夜中は不気味な黒い影がニョキニョキと伸びていてかなり不気味です。 武蔵小杉には横須賀線の新駅もできますし、川崎縦貫高速鉄道の始点にもなります。なんだか交通・都市生活の要衝と化してきていますね。川崎で長年育った者としてはいまだに馴染めません(笑) ちなみに武蔵小杉の成長のおかげもあり、川崎市は人口がかなりの勢いで増加中らしいですね。実家の周辺もマンションが次々に建っていますが、この建設ラッシュはバブル期以来です。でも何だか違和感を感じるのは自分だけ……? 結構僻地でもマンションが建ち続けているのですが、そんなに要るんでしょうかね……。武蔵小杉ならまだ分かりますが。 武蔵小杉の大建設ブームもすごいですが、センター北のあたりも負けていません。いつの間にか建物が立つその風景はまさにシムシティそのもの。かつて巨大迷路があったというのもいまや地元の伝説と化しているようです。 被写体の建物は駅前に立った建物の一つです。空の雰囲気とぽつんと立っているその雰囲気がなかなか面白かったです。 地元と言うには遠すぎますが、車社会の田舎には十分地元ということでお許し下さい。以前中学・高校に通っていた頃は、都筑区のこのあたりから通っている人はいませんでした。皆無です。誰もいません。なぜかって、そりゃ理由は一つしかありません。そう、まだ街が無かったからです。人口も増えた今では通っている後輩達も結構いるんでしょうね。なんだか想像が付きません。 この観覧車のあるデパートができたのも、私の記憶の中では最近の部類に入ります。でも、この観覧車を眺めるとなんだか懐かしい気分になります。なぜなんでしょうね。子供の頃は、できたばかりの東洋最大級のデパート、横浜そごうに行くのが楽しみで仕方なかったのですが、デパートに対するワクワク感がこういうところに現れているのかもしれません。
by vivid_bit
| 2007-02-12 15:20
| Sonnar 35mm F2.8
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