X-Pro1を持ってトゥールーズへ
 フランス南西部の大都市・トゥールーズ。煉瓦で出来た歴史ある建物と多くの学生が溢れる活気ある街です。ホテルに重い一眼レフを置き、X-Pro1を持って街へ繰り出します。

 路地裏の奥には教会がそびえ立ち、その前を多くの学生が横切っていきます。日没が近づき明るい光が、煉瓦の街を覆っていました。

d0105068_23405305.jpg
X-Pro1 + XF18mmF2R フランス トゥールーズ ジャコバン修道院付属教会前

 富士フイルムX-Pro1は、ローパスレスという仕様により非常に繊細な像を結ぶカメラです。したがって、石造りや煉瓦造りの建物や石畳の道路を精巧に表現してくれます。その一方でギスギスしない表現を見せてくれるフジノンレンズ群は、情緒ある情景を演出し、機械的になりすぎない表現を実現します。(一方でSIGMA DP Merrillシリーズも、個性的な表現をする機械として大いに活躍してくれます)

 トゥールーズを代表する建物であるジャコバン修道院を遠くに見通し、四方を歴史ある建物に囲まれたこの空間を表現するのに、適切な描写をしてくれる一台と言えます。

 ジャコバン修道院はヤシの木のような支柱のあるゴシック建築として、この街を代表する存在なのですが、残念ながらこの日は入館できませんでした。ガロンヌ川にかかるポンヌフ橋( Pont Neuf )付近へ歩きます。


d0105068_01534593.jpg
X-Pro1 + XF18mmF2R フランス トゥールーズ

 海外旅行の中でも、特に都市中心の旅行においては、食べ物を撮影したり、夜の情景を撮ってみたりと、色々なシーンに出くわします。被写体に寄れないライカだけでは、食べ物の写真は諦めないといけないですし、夜のシーンではノイズも気になります。動的なものまでは撮らないまでも、街をゆく人々の姿に対してピントを一瞬で合わせたいときなど、マニュアルフォーカスではどうかなという場面も多いと思います。またレンズの性能にもこだわりたいという人も多いのではないでしょうか。

 これらの条件を充たし、かつ一眼レフほど威圧感を与えることなく、風景に溶け込んだ形でスナップできるという意味で、富士フイルムミラーレスのカメラは最適だと思います。さらに言えば、肉眼で美しい情景を捉えながら、その一瞬を切り取ることができる目の延長ツールたりうるX-Pro1こそが、Xシリーズの中の旅行向けベストマシンだと私は考えます。


d0105068_01544206.jpg
X-Pro1 + XF18mmF2R フランス TGV車内(トゥールーズ~カルカソンヌ間)

 トゥールーズからは大西洋側のボルドー、地中海側のモンペリエ・エヴィニョン方面、さらにはスペインのバルセロナ方面に高速列車のTGVが走っています。トゥールーズとバルセロナを結ぶTGVは昨年12月に開業したばかり。路線網も徐々に進化しています。

 ただ、実際には高速専用線が敷かれているわけではなく、いわば山形新幹線、秋田新幹線のように、在来線の線路の上を高速車両が走っているだけであり、各主要都市へのアクセスはそれほど良いとは言えません。エアバスの本社があるからでしょうか?(笑)

 座席背面にはTGV Magazineという雑誌が置いてあります。新幹線のグリーン車に置かれているWEDGEほど立派な雑誌ではないですが、グローバルなカルチャーを俯瞰した記事等が掲載されていて、なかなか興味深いです。国が変われば機内誌も変わるわけですね。



d0105068_02211875.jpgトゥールーズ(Toulouse)
フランス南西部ミディ・ピレネー地域圏の首府。
都市圏人口110万人。(フランス国内で第6位の規模)

この地独特のピンク色の煉瓦の色から、「バラ色の都市」と呼ばれている。エアバス社の本社が置かれており、ヨーロッパにおける航空宇宙産業の中心地でもある。

日本から直行便無し(日本からはパリまたはアムステルダム経由)。

トゥールーズ近郊の美しい町の写真はこちら → サルラ


d0105068_23193798.jpg


[PR]
by vivid_bit | 2014-02-21 17:55 | XF18mmF2 R
<< カルカソンヌ -古き館とシャン... 大雪降る東京都心をゆく >>


タグ
(16)
(15)
(15)
(12)
(12)
(10)
(9)
(9)
(9)
(8)
(7)
(6)
(6)
(6)
(5)
(5)
(5)
(4)
(4)
(4)

その他のジャンル

ブログパーツ