(フランス・サルラの写真を全6回に渡って特集しています。→ サルラ ) フランス南西部地方は、食材の宝庫とされ、フォアグラやトリュフの産地でもあります。 旅で立ち寄ったサルラという街は、まさにその産地の真ん中にあり、路地にたくさんのフォアグラ屋さんが並んでいます。そう「コム・ア・ラ・メゾン」のシェフもサルラを訪れ、トリュフ祭を堪能したとか。サルラ話で大いに盛り上がりました。このアットホームな感じがこのお店の魅力ですね。 さて、そのサルラの真ん中には教会があるのですが、特産品を扱う常設マルシェとなっています。どれもおいしそうでつい手が伸びそうになります。 サルラに来る前に周辺の農地にも足を運んだのですが、広大な畑ではイチゴやクルミが収穫されていました。農業の豊かな地域だから料理もおいしいんでしょうね。 マルシェには置いてないですが、この地域はタバコの産地でもあるそうです。 果物も絵になりますよね。 前から持っていたのですが、本ブログ初登場のCarl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm F4 で撮影しました。最短距離近くのしっとり、ふわっとした描写がたまらないです。 海外旅行に持って行くのは初めてのレンズではありましたが、望遠があるとさらに表現の幅が広がります。 この果物は上のマルシェではなくPetit Casinoという昨今フランスでも増えているコンビニ(ミニスーパー)の店頭にあったものなのですが、コンビニなのになぜかオシャレというのがさすがのフランスクオリティです。 お店が閉まるのが早いですけどね(苦笑) そしてフォアグラをこよなく愛する街にはあちこちでガチョウがお休みしてます(笑) レストランの看板も雰囲気があります。さすがは中世の街ですね。 地元特産の料理が多いのですが、前菜+メイン+デザートで20ユーロぐらいの安めのコースが用意されていて、手軽に色々な料理が楽しめます。 ただ全部フランス語なんですよね(笑) 慣れると大体分かってきますが。 こちらはNOKTON 50mm F1.5 (コシナが生産した初代の方)ですが、背景が大きくボケつつ少しぞわぞわした感じがクラシカルで、この風景にも合っていますね。 この街で一番派手な店かも……。 でもシャレてますね。現代的なセンスを持ったお店も多くて、さすがフランスだなと感心しました。 古風なお店なのにランチョンマットやナプキンの色が現代的だったりするんですよね。 パリやボルドーのお店でランチョンマットを見てみたのですが、非常にお安い値段で売っていて(全く同じものが三越や伊勢丹に置いてあって、数倍の値段がついていました)、日常大いに使われているんだなと感じました。 こちらはもっと古い造りの建物の中で営業しています。素敵なお店です。 (つづく)
by vivid_bit
| 2013-10-15 10:32
| NOKTON50mm F1.5
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