マッターホルンの下、星空撮影の夜
 高山に登り、澄んだ空気の下で星空の撮影をするのが夢でした。

 これだけが目的の旅ではないので機材が揃っているわけではないですが、海外旅行に邪魔をしない道具だけでもここまで撮れるというのをお見せしたいと思います。

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EOS 5D MarkII + TAMRON SP AF 17-35mm F/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] / ISO3200 17mm F4.0 27秒

 スイスで星空撮影したい方の参考になるかと思いまして、撮影データも記載してみました。

 天の川もくっきり写り、無数の星の下で明るく輝くマッターホルンが美しいです。空気が実に綺麗でただ眺めているだけでも涙が出てきそうなくらい神秘的な光景でした。

 デジタルカメラの進化として一番大きいのは、高感度での美しさが大いに増したことではないでしょうか。ISO3200という超高感度で美しく撮影できるというのは、フィルム時代には考えられません。しかも相反則不軌(長時間露光すると徐々に感度が低下してくる現象)が起きないので長時間露光が不要であり、気軽な星空撮影が可能になりました。これが一手間、二手間かかるようであれば、私も撮影をあきらめてホテルで寝ていたと思います(笑)

 ちなみにこれを撮影したのは山岳ホテル「ホテルリッフェルベルク」(Hotel Riffelberg)のレストラン前にあるテラスから簡易三脚を使って撮影という気軽さです。



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EOS 5D MarkII + EF24-70mm F2.8 L USM / ISO1600 28mm F2.8 9秒

 ツェルマットの上空に雲が湧いてきます。こう見ると山岳リゾートの街・ツェルマットも大変明るく、下界にあることがよく分かります。比べてこちらはというと……何も無い漆黒の世界です。

 実は先ほどお見せした写真の少し前に撮影したもので、この時は月が出ていませんでした。月が出てくるとあたかも昼間のような景色になることがよく分かります。






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EOS 5D MarkII + TAMRON SP AF 17-35mm F/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] / ISO3200 17mm F2.8 21秒

 上の写真から40分ほどで雲が谷一杯に広がりました。雲の下にツェルマットの街明かりが見えています。リッフェルベルクは雲海の上にあり、天空の城にいるかの光景です。

 ツェルマットから星空の撮影をするには、色々と制約があることがこの写真からお分かりだろうと思います。山岳ホテルは本当におすすめです。

 ちなみにこの写真を撮影したのは8月の上旬です。ユニクロのヒートテック(タイツ)とマイクロダウンジャケット(半袖)、ジャージがあれば30分ぐらいは平気で居られるぐらいの気温でした。





流星の夜


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EOS 5D MarkII + TAMRON SP AF 17-35mm F/2.8-4 Di LD Aspherical [IF]

 マッターホルンの右上に縦線が入っているのが分かりますか?

 流星です!

 絵的にはアレですが、なかなか得られない体験に思わず嬉しくなってしまいます。

 風も全くない状態だったので、カメラを三脚に設置してシャッターを開きっぱなしにします。そのまま部屋に戻って入浴することにします(笑) ちなみにホテル・リッフェルベルクの部屋には広々としたバスタブがあり、しかも窓もついているので、アルプスを眺めながらのんびりお湯に浸かることも可能です。




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EOS 5D MarkII + TAMRON SP AF 17-35mm F/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] / ISO100 17mm F11 30分露光

 星空には無限の可能性を感じてしまう、というのは言い過ぎでしょうか。

 見ていて飽きない景色とはこういうことを言うんでしょうね。

 普段は星も見えない大都会で過ごしていますが、この星空を目にして心が洗われるような気がしました。皆様も、綺麗な星空を眺めて、心のリフレッシュに挑戦してみてはいかがでしょうか?


▼次に夕暮れのマッターホルンはいかがでしょうか? こちらのスイス旅行記をご覧下さい!
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▼スイス旅行の次は、中世の街・プラハへ!
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 スイスの重厚な山並みを底知れない解像力を持つDP2 Merrillで撮影しました。

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by vivid_bit | 2013-08-10 13:24 | SP AF17-35mm F/2.8-4
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