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新年のお祝いと夕日ヶ浦温泉からの眺めを
 あけましておめでとうございます。旧年中は多くの人にアクセスして頂きありがとうございました。これからもより一層世界の美しさを広めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


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SIGMA DP2 Merrill 京都府京丹後市・夕日ヶ浦温泉

 京都府の最北部、日本海を臨む丹後半島に夕日ヶ浦温泉があります。この温泉は眺めもさることながら、カニ料理の豪華さでも有名で、多くの観光客を集めています。折しも冬の低気圧が来る中で、波は荒く白波を立てて波が押し寄せていましたが、雲の合間から光が差し、波と光のコントラストが印象的でした。


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 夕日ヶ浦のある久美浜湾沿いに8キロにも及ぶ砂浜が続いています。その向こうに城崎温泉付近の山々が広がり、日没と共にシルエットが浮かび上がります。冬の降雪シーズンということで美しい夕暮れは諦めていたのですが幸運に恵まれました。しかしながら、光はまぶしいのですが、吹き付ける風は恐ろしく冷たく、体力を容赦無く奪っていきます。


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FUJIFILM X-Pro1 + フジノンレンズ XF35mmF1.4 R

 それにしても大きな波です。砂浜にこれだけ大きな波が打ち寄せるというのですから驚きます。現像の仕方という違いはありますが、DP2 MerrillとX-Pro1で全く表現が違いますね。DP2Merrillは独特の表現で荒々しく、絵画的に世界を描き出すのに対して、X-Pro1はとても繊細な描写をします。どちらもそれぞれの良さがありますね。



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 夕日ヶ浦温泉は全国的にはまだまだあまり知られていない場所だと思いますが、カニ三昧の温泉揃いという実に魅力的な場所です(料金も驚くほど安いです)。ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

 ということで、写真を通じて様々な美しい光景や素敵な場所を、今後も皆さんにお伝えしていきたいと思っています。今年もどうぞよろしくお願いします。


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by vivid_bit | 2015-01-01 17:26 | DP2 Merrill
聖地・ルルドと巡礼の旅

聖地誕生


 フランスとスペインの国境にそびえるピレネー山脈。その麓に小さな街、ルルド( Lourdes )があります。

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FUJIFILM X-Pro1 + フジノンレンズ XF35mmF1.4 R フランス・ルルド ロザリオ大聖堂

 1858年、貧しい家に育った少女・ベルナデッタ( Bernadette Soubirous )は、ルルドの洞窟の中でまばゆい光に包まれ白い服を着た不思議な女性を目撃し、その出来事が街中に騒動を巻き起こします。その後もベルナデッタが洞窟を訪れる度に、不思議な現象は続いたため、日増しに洞窟を訪れる人は増え、小さな街の混乱はさらに増していきました。混乱の拡大を恐れた検事が彼女を拘禁しようとしたときには、街の人が暴動を起こしかけたほどです。

 その女性の正体は分からないままでしたが、ある日ベルナデッタは、その女性から自分は「無原罪の御宿り(むげんざいのおんやどり / 現地方言: Que soy era Immaculada Councepciou / ラテン語: Immaculata Conceptio Beatae Virginis Mariae )」であると聞き、神父に伝えます。この言葉は、聖母マリアに関するカトリック教会における教義を示しており、ラテン語どころか標準フランス語すら話すことの出来ないベルナデッタには知り得ない言葉でした。このことから、聖母マリアの出現であると信じられるようになったのです。

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FUJIFILM X-Pro1 + フジノンレンズ XF35mmF1.4 R フランス・ルルド 無原罪の御宿り大聖堂

 不思議な出来事はこれだけに留まりません。女性の言葉を受けてベルナデッタの示した地点からは泉が湧いたのです。治療不可能な難病の人がこの泉の水に浸ったところ、その難病が治癒したという出来事が起こり、カトリック教会から正式に「奇跡」と認定される事例が相次いだのです。この場所は「ルルドの泉」と呼ばれ、病を持つ多くの人が訪れる聖地となりました。ベルナデッタは35歳で亡くなりますが、その死後の1933年に正式に列聖され、ブルゴーニュ地方ヌヴェールのサン・ジルダール修道院で安らかに眠っています。

聖地への旅


 ルルドへは、フランス南西部の大都市・トゥールーズから直通の特急列車(インターシティ)で2時間ほどの距離です。直線的な屋根構造が印象的なトゥールーズ・マタビオ駅に入線していたのは、2列+2列で構成されるローカルな雰囲気の車両でした。蛍光灯もなんだか古くさい造りですよね。

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EOS 5D Mark II + タムロン SP AF17-35mm F/2.8-4  トゥールーズ・マタビオ駅


 トゥールーズ・マタビオ駅を出発すると、トゥールーズの市街地がしばらく続きます。ミディ運河を越え、郊外に出ると急に農地が一面に広がり、路線も曲がりくねりながら進んでいきます。日本の在来線も真っ青のクネクネ度合いで、とてもスピードは出ません。

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 途中に大きな駅は無く、まさにローカル線といった雰囲気ですが、途中のタルブ駅から西側はTGVが走っているため、駅にTGVの車両が何編成も止まっています。

 タルブを出ると、進行方向左手にはピレネー山脈が近づいてきます。美しい山並みに見とれていると、牛が放牧されている草原の真ん中にDHLやマレーシア航空などの様々な機体が目に飛び込んで来ました。中には機首部分が切り取られ、輪切りのようになっている機体もあります。まさにこれは飛行機の墓場ではないですか!

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 地図を見てみると、タルブ・ルルド・ピレネー空港の北側に当たるようです。タルブ・ルルド・ピレネー空港はルルドへの巡礼者を迎える小さな空港で、チャーター便が多くを占めているそうです。そんな空港の脇に、民間航空機のスクラップを行う工場が併設されているのは何とも不思議な話です。

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by google Map

 聖地に行く前に墓場を見ることになるとは思いませんでした。間もなくして列車はルルドの駅に到着します。駅周辺の交通量はわずかで、多くの巡礼者を迎え入れている場所とは思えないほど静かです。山の上にある駅から坂を下り、一旦ホテルに荷物を預けて、ルルドの中心地へ向かいます。


聖域を行く


 ルルドの中心部には「聖域」(サンクチュアリ)と呼ばれるエリアがあり、規模の大きな礼拝堂が建っています。入口側にはロザリオ大聖堂があり、内部にネオ・ビザンチン様式が、外部にロマネスク様式が複合的に用いられています。冒頭に取り上げたドームは、まさにネオ・ビザンチン様式の典型と言えるでしょう。広い空間を生かし多くの人々が祈りを捧げており、ミサも頻繁に行われているようです。また聖母マリアが出現したとする洞窟の上には無原罪の御宿り大聖堂が建っており、これがルルドの象徴として認識されている建物になります。ただし、遠くからはどちらも一体化しているように見えます。

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FUJIFILM X-Pro1 + フジノンレンズ XF35mmF1.4 R フランス・ルルド ロザリオ大聖堂

 新しく生まれた聖地ということでもあり、所々に現代的な要素を垣間見ることができます。またX-Pro1とXF35mmのペアが、この雰囲気を忠実に描写してくれます。

 聖堂はここだけでなく、なんと地下にもあります(聖ピオ10世地下大聖堂)。横浜大さん橋のような、内部に柱の無い巨大空間が広がっており、2~3万人を収容可能な規模だそうです。大規模なミサも行っているのですが、いかんせんカトリック信者でない(特段の信仰を持ってないですが)私が安易な気持ちで参加するのは憚られるところであり、一旦ホテルに戻ることとします。


ろうそく行列の夜


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 ベルナデッタが、聖母マリアを目撃したすぐ後から始まった洞窟前のろうそく行列は今も続いており、毎日夜9時に多くの人が列を作ります。様々な国の巡礼団が訪れており、車いすの老人も多く見受けられます。「アヴェ・マリア」と皆で歌いながら列は進みます。

 X-Pro1は高感度でも絵が崩壊せず、ろうそくが彩る光景を見事に描き出してくれました。ただ、かなり強めのAF補助光が出るため、皆様を驚かせてしまって申し訳無かったです。(X-Pro1では、その名も「マナーモード」という機能でOFFにできます)

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 各国の色々な人が一斉に祈りを捧げる姿は、非常に印象的です。暖かいろうそくの光が延々と続き、行列が途切れません。手元の旗やボードを見ているとポーランドなどの東欧圏・旧ソ連圏の方が多いようでした。世界から巡礼者を集めていることがよく分かります。

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 聖堂前に集まった群衆は改めて祈りを捧げます。世界から集まった人々が祈る夜はこうして更けていくのでした。




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by vivid_bit | 2014-08-03 18:28 | XF35mmF1.4 R
X-Pro1の素晴らしさを改めて考察する
 富士フイルムX-Pro1の最大の特長は、唯一無二のファインダーです。

 もちろん、富士フイルムの持つ銀粒子への知見を生かしたセンサーAPS-C 16M X-Trans CMOSや、マグネシウムダイキャストで作られたトップカバーなど上質の機能・性能を抱え持つ優れた製品ですが、何といってもX-Pro1 のファインダーは見る人を驚かせるものがあります。


X-Pro1のハイブリッドビューファインダー


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FUJIFILM X-Pro1 + フジノンレンズ XF18mmF2 R フランス ボルドー

 X-Pro1には、ハイブリッドビューファインダーという特殊なファインダーが装備されています。このファインダーでは「ハイブリッド」の名が示すように、ライカのようなレンジファインダーカメラや一眼レフカメラのように光がそのまま目に飛び込んでくる光学ファインダーと、一度センサーで読み込んだデータを高精細液晶等に写し出す電子ビューファインダーの両方が備わっています。

 ライカのようなレンジファインダー型カメラでは、近くのものを撮るときに、レンズとファインダーの位置のズレから、ファインダーで見えていたものと、撮影されたもののズレが生じます(パララックス/視差効果)。また、どこにピントが合っているかを直接的に目で確認することができません。一眼レフカメラはその両方の欠点を克服して、レンジファインダーカメラを駆逐するに至りました。

 ところが、一眼レフには大きな問題がありました。それはその大きさです。


一眼レフの欠点

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FUJIFILM X-Pro1 + フジノンレンズ XF35mmF1.4 R フランス ボルドー・サンジャン駅


 一眼レフの「レフ」はドイツ語のシュピーゲル・レフレックスという言葉に由来します。この言葉の意味は何かというと、鏡の反射を意味しています。

 つまり、機構として反射鏡を備えているカメラを一眼レフと言い、ゆえに反射鏡分のスペースと重さが必要となったのです。

 もちろん一眼レフの軽量化への挑戦は古くから行われていました。1973年に登場したオリンパスOM-1はその代表格です。私の持っているCONTAX Ariaも相当なコンパクトさで、レンジファインダーカメラより軽いほどです。しかしながら、手頃なツールが求められる今の時代に、一眼レフはやはり大げさ過ぎる面は否めません。

 そこで登場したミラーレスカメラは軽量、コンパクトで、写し出す絵も素晴らしいものがあり、瞬く間に普及したのはある意味必然とさえ言えるでしょう。


改めてX-Pro1の素晴らしさとは

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FUJIFILM X-Pro1 + フジノンレンズ XF18mmF2 R フランス ボルドー

 では何ゆえX-Pro1のファインダーが優れているのか。

 スナップ写真のように人を交えた街の光景を、自分の視覚の延長で撮りたいときに、電子的な視界に変換されてしまうと、どうしても違和感が出ます。私自身、電子ビューファインダーは古くから使っていまして、オリンパス製「CAMEDIA C-2100 Ultra Zoom」という機体で写真を撮っていたこともありました。しかしながら、街頭スナップの、特に人を交えた撮影では、光学ファインダーに優位性を感じざるを得ません。この瞬間というものを切り取りたいときに、電子ビューだと直感的にうまくいかないのです。

 例えば上のボルドー の中心部の様子では、社会科見学に集まっている子ども達と周辺の街の様子を写していますが、通行人の様子を見ながらベストな瞬間を探ろうとすると、ごくわずかなタイムラグながらも電子的な視界だと自然に切り取ることができません。

 その意味でX-Pro1以後に登場しているX-E2、X-T1という機種は、私の用途から外れてしまいます。



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 一眼レフは一眼レフで素晴らしいですし、特にオートフォーカスの性能が今もずば抜けて居ますので、これはこれで優位性があります。ところが、一眼レフを構えているぞという姿が、人々の自然な様子をかき乱します。スナップシューターとしては、これは致命的な問題です。

 自然に撮れるというのがスナップ写真を撮るときの必要条件とさえ言えると思います。

 さらに旅先で、色々な写真を撮っていくときに、テーブルの上のおいしそうな料理や教会の中でほのかに輝くろうそくを撮影したくなることもあるでしょう。

 パララックスがある上に厳密なピント合わせができず、適切な露出をすぐ導くのに難儀するレンジファインダーだと、かなりつらいシチュエーションです。このような場面では電子ビューファインダーに切り替えて撮影できるので、まごつくことなく撮影ができます。


X-Pro1が導くスナップショットの楽しみ

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 スナップショットとは、元々狩猟用語で、飛び出てきた獲物をさっと撃つことを言うそうです。大分物騒な用語ではありますが、確かに写真においてもそういう面はあります。X-Pro1は街頭での様々な獲物にも対応できるスナップシューターとして万能性を持っています。

 さらに上に述べた特長以外にも、ローパスフィルターを持たないX-Trans CMOSのおかげで、大変シャープな絵を結び、高感度撮影にも強いです。フィルムメーカーとしての知見を生かして、JPEG撮って出しの絵も素晴らしく、RAW画像から編集する時間的余裕が許されない場合にも対応してくれます。

 色々なレンズシステムを並行使用している私が、もしシステムを統一せざるを得なくなったら、富士フイルムXシリーズが一番の解なのかもしれません。


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 それだけの機能を持つからこそ、スナップ撮影に安心して向かうことができ、夢中になって絵作りができるわけです。

 特にスペックあれこれを考えることなく、自然体で被写体に向き合い没頭できることが、カメラとして一番大切なのだと思いますね。



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by vivid_bit | 2014-03-22 15:30 | XF18mmF2 R
旅カメラはどうすべきか XF35mmF1.4Rと共に考える
 旅行のときにどんなカメラを持って行くか。普通の人であれば、せっかくの旅行をきっかけにどんなカメラを買うべきか、大いに悩むところでしょう。

 切り口は色々あります。重いカメラ(一眼レフ)か、軽いカメラ(コンパクトデジタルカメラ)か。レンズはズームか、単焦点か。それとも広角か、望遠か。

 割と忘れがちなのが、高感度に強いかどうか、すなわち夜のシーンが多いかどうかという切り口なのではないでしょうか。

 世界遺産・カルカソンヌ城塞は欧米を中心に多くの観光客を集める大観光地であり、日中は細い路地に観光客が溢れています。商売をしている現地の皆さんにはそれでいいのかもしれません。しかし写真を撮りたい人間にとっては、同じようにカメラを首からぶら下げた同志たち(欧米のおじちゃん、おばちゃん)が漫然と被写体になってしまっても、全くいい絵にならないという現実があります。

 ならば、ということでお薦めなのは夜の観光です。そうなると高感度にしてもしっかりいい絵を見せてくれるカメラを持参したいところです。

 そこで、高感度に強い富士フイルムX-Pro1とフジノンXF35mmF1.4Rを手に、中世の香りが漂う街を散策します。ちなみにXF18mmF2Rとカルカソンヌの街並みの組み合わせはこちらの記事に書きましたのでぜひこちらもご覧下さい。
 

高感度に強いカメラとは

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FUJIFILM X-Pro1 + XF35mmF1.4 R  F1.4 1/250秒 ISO1600 フランス カルカソンヌ 城壁


 一般論として、高感度に強いのはフルサイズのセンサーを持つカメラでしょう(キヤノンEOS 60D、ニコンD610、ソニーα7など)。次にAPS-Cサイズ(キヤノンEOS 70D、ニコンD3300、ソニーNEX-7、富士フイルムX-E2など)。その次にフォーサーズ(OM-D E-M1など)。個別機種の特徴はあまり詳しくは知りませんが、センサーサイズに大きく影響されるのは間違いありません。

 となると、夜のシーンを撮影したいのであれば、大きいサイズのセンサーを持つフルサイズのカメラに傾くところです。


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 ただ、旅先では荷物を軽くしたいですし、特に夜のようにお酒に酔ったり、食事に夢中になりがちな環境では、なるべく重いものを持ちたくないところです。そうなるとセンサーサイズがほどほど(=カメラやレンズが軽い)でも、高感度に強いカメラは大きなアドバンテージを持つことになります。

 そういう意味で富士フイルムのレンズ交換式Xシリーズ(X-Pro1、X-T1、X-E2、X-M1、X-A1)とX100Sは、高感度に強いと定評のあるシリーズであり、面白い存在だと言えるでしょう。ソニーも高感度はまあまあ良いと聞いたのですが、NEXシリーズの絵は抜けが悪く、デジタル臭く、モノの際(きわ)がフニャフニャしているように感じられて、食指が伸びませんでした。



高感度と富士フイルム

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 富士フイルム製デジタルカメラの高感度の強さには、FinePix S1proというデジタル一眼レフの時代から憧れがありました。このS1proシリーズは特に天体写真を撮る方の間で定評のあるカメラで、天体と聞いて心ときめく私にとっては憧れの存在ではあったのですが、フィルム時代からキヤノンEOSシリーズで機材を揃えていたため、「乗り換えするほどでも……」というのが正直な印象でした(というかまだデジタル一眼レフは買えなかったのですが)。

 それから数年、彗星のごとく現れた富士フイルムXシリーズは、高感度に強い富士フイルムという伝統を受け継いでいたのです。



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FUJIFILM X-Pro1 + XF35mmF1.4 R  F1.4 1/90秒 ISO1600 フランス カルカソンヌ

 最初に投入されたX-Pro1 は、その見た目からして、既にカメラ好きでクラシックカメラに興味ありという層をいかにも狙ったという感がありました。とはいえ、その後のXシリーズでは癖のある機種が続いた訳ではなく、コツコツとより一般的なニーズに近い新機種と新レンズが投入され続けました。今では「持ち運びがしやすくて、カジュアルに撮影したいんだけど、レンズにもこだわりたい」と思っている既存の一眼レフユーザーに最適なシリーズに育ってきたように思います。

 そして、X-M1のような非常にコンパクトでありながら、いい絵が撮れる(センサーは上位機種と同じ)良心的なマシンの投入もあって、初心者にも大きく裾野を広げるシリーズになったと感じます。

【参考】富士フイルムの「X-M1」がエントリー機なのに画質と操作性が良すぎて驚いた! (GIZMODO)

 また何と言ってもレンズのクオリティが高く、価格がリーズナブルであることも富士フイルムXシリーズをお薦めできるポイントの一つです。今回の記事で取り上げたXF35mmF1.4Rというレンズは、非球面レンズにより収差が抑えられている上、ボケも自然で美しく文句の無い一本です。撮影最短距離も28cmであり、旅先で食べ物の写真を撮るにも使え、旅行向きの一本と言えるでしょう。


改めて、旅カメラ考

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 旅に持ち出すにはどのようなカメラがいいか。

 ご飯も写真に撮りたいし、買い物もしたい、都市を歩きたい、ついでに屋内や夜の街でスナップしたいという人には高感度に強いカメラがおすすめです。

 日中を中心に雄大な風景写真をしっかり撮りたい、移動手段は車(ツアーバス)だということなら、重いのは我慢でフルサイズ一眼レフが良いかもしれません。またホテルからそれほど遠出しないのなら、街歩きでも一眼レフは良いと思います。

 私がフランスの写真であげているような、都市スナップ中心なら高感度に強いミラーレスか、レンズ交換でないが高性能のカメラ(X100S等)で、軽量を生かしてどんどん歩き回った方が良い絵が撮れるように思います。





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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R  F4 2秒 ISO200 フランス カルカソンヌ


 では私は何をフランスに持って行ったか? デジタル一眼レフ、ミラーレス、レンジファインダー、コンパクトカメラ……。全部です。(重かった……)



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by vivid_bit | 2014-03-12 22:52 | XF35mmF1.4 R
カルカソンヌの城塞を見上げて
 宿からほど近い場所にカルカソンヌの城塞がそびえ立ちます。

 その規模はヨーロッパ最大級と言われ、二重の塀が行く手を遮ります。この土地はスペインにも近く、大西洋と地中海を結ぶ場所にあります。古くから極めて重要な戦略拠点であったことがうかがえます。

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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R フランス カルカソンヌ

 不気味な空の下、古城が姿を現しました。日本の城には無い、陰鬱さを秘めたその姿は非常に印象的です。

 フジノンXF18mmF2Rは、空と城をストレートに写し出してくれます。またX-Pro1の持つ解像度の高さが生き、非常に繊細で力強い描写を見せつけてくれました。

 引き続き色々なカメラで撮影したカルカソンヌの写真を紹介していきますのでお楽しみに。




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by vivid_bit | 2014-02-23 21:54 | XF18mmF2 R
X-Pro1を持ってトゥールーズへ
 フランス南西部の大都市・トゥールーズ。煉瓦で出来た歴史ある建物と多くの学生が溢れる活気ある街です。ホテルに重い一眼レフを置き、X-Pro1を持って街へ繰り出します。

 路地裏の奥には教会がそびえ立ち、その前を多くの学生が横切っていきます。日没が近づき明るい光が、煉瓦の街を覆っていました。

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X-Pro1 + XF18mmF2R フランス トゥールーズ ジャコバン修道院付属教会前

 富士フイルムX-Pro1は、ローパスレスという仕様により非常に繊細な像を結ぶカメラです。したがって、石造りや煉瓦造りの建物や石畳の道路を精巧に表現してくれます。その一方でギスギスしない表現を見せてくれるフジノンレンズ群は、情緒ある情景を演出し、機械的になりすぎない表現を実現します。(一方でSIGMA DP Merrillシリーズも、個性的な表現をする機械として大いに活躍してくれます)

 トゥールーズを代表する建物であるジャコバン修道院を遠くに見通し、四方を歴史ある建物に囲まれたこの空間を表現するのに、適切な描写をしてくれる一台と言えます。

 ジャコバン修道院はヤシの木のような支柱のあるゴシック建築として、この街を代表する存在なのですが、残念ながらこの日は入館できませんでした。ガロンヌ川にかかるポンヌフ橋( Pont Neuf )付近へ歩きます。


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X-Pro1 + XF18mmF2R フランス トゥールーズ

 海外旅行の中でも、特に都市中心の旅行においては、食べ物を撮影したり、夜の情景を撮ってみたりと、色々なシーンに出くわします。被写体に寄れないライカだけでは、食べ物の写真は諦めないといけないですし、夜のシーンではノイズも気になります。動的なものまでは撮らないまでも、街をゆく人々の姿に対してピントを一瞬で合わせたいときなど、マニュアルフォーカスではどうかなという場面も多いと思います。またレンズの性能にもこだわりたいという人も多いのではないでしょうか。

 これらの条件を充たし、かつ一眼レフほど威圧感を与えることなく、風景に溶け込んだ形でスナップできるという意味で、富士フイルムミラーレスのカメラは最適だと思います。さらに言えば、肉眼で美しい情景を捉えながら、その一瞬を切り取ることができる目の延長ツールたりうるX-Pro1こそが、Xシリーズの中の旅行向けベストマシンだと私は考えます。


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X-Pro1 + XF18mmF2R フランス TGV車内(トゥールーズ~カルカソンヌ間)

 トゥールーズからは大西洋側のボルドー、地中海側のモンペリエ・エヴィニョン方面、さらにはスペインのバルセロナ方面に高速列車のTGVが走っています。トゥールーズとバルセロナを結ぶTGVは昨年12月に開業したばかり。路線網も徐々に進化しています。

 ただ、実際には高速専用線が敷かれているわけではなく、いわば山形新幹線、秋田新幹線のように、在来線の線路の上を高速車両が走っているだけであり、各主要都市へのアクセスはそれほど良いとは言えません。エアバスの本社があるからでしょうか?(笑)

 座席背面にはTGV Magazineという雑誌が置いてあります。新幹線のグリーン車に置かれているWEDGEほど立派な雑誌ではないですが、グローバルなカルチャーを俯瞰した記事等が掲載されていて、なかなか興味深いです。国が変われば機内誌も変わるわけですね。



d0105068_02211875.jpgトゥールーズ(Toulouse)
フランス南西部ミディ・ピレネー地域圏の首府。
都市圏人口110万人。(フランス国内で第6位の規模)

この地独特のピンク色の煉瓦の色から、「バラ色の都市」と呼ばれている。エアバス社の本社が置かれており、ヨーロッパにおける航空宇宙産業の中心地でもある。

日本から直行便無し(日本からはパリまたはアムステルダム経由)。

トゥールーズ近郊の美しい町の写真はこちら → サルラ


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by vivid_bit | 2014-02-21 17:55 | XF18mmF2 R
大雪降る東京都心をゆく
 50年に一度の大雪に見舞われた東京。関東南部にお住まいの方は、あの雪に驚かされたのではないでしょうか。

 寒い中ではありましたが、X-Pro1を片手に東京都心部をスナップしてみました。

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FUJIFILM X-Pro1 + XF35mm F1.4R  

 昼過ぎの撮影ですが、すでにかなり積もっており、歩道を通るのも大変な状況です。おばあちゃんがゆっくりと進んでいきます。無事に帰り着けたのでしょうか。雪は細かいのですが、かなりの勢いです。

 降雪時は全般にコントラストが低くなり、被写体の手前にも雪が通過することでフォーカスが合いにくくなります。フォーカスの合わずに撮影してしまうミスが起こりうるところですが、X-Pro1は光学ファインダーと電子ファインダーを切り替えることができ、適宜確認しながら撮影することができるので大変便利です。寒い中ではありますが安定して稼働してくれます。

 また全くの余談ですが、DP2 Merrillを某中央官庁に持ち込んだことがありました。時は冬。かなり寒い日のことです。ところが省エネのために暖房は最低限となっており、館内は恐ろしい寒さになっていたのです。そこでカメラを起動しようとしたのですがカメラは冷たくなったまま、全く反応しません。少し手の中で暖めると、背面の液晶が一瞬点灯するのですが、あっという間にダウンしてしまいます。まさか屋内でここまでひどいことになるとは思ってもいませんでした。

 それに比べるとX-Pro1の安定っぷりには恐れ入ります。決して長時間持ち出したわけではなかったのですが、特に困難に感じる場面はありませんでした。



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 パラッパラッとした雪が舞い落ちます。

 XF35mm F1.4Rはなかなか繊細なボケを見せてくれます。上の写真もそうですが、崩れることのない自然なボケ方が良いですね。開放で撮っても、危なっかしいところが無いので安心して使えます。




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 すでに歩く人の傘には大量の雪が積もり、道には轍が出来ています。




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 マンションの手すりには小さな雪だるまがたくさん。

 子ども達にも思い出になる雪景色になったことでしょう。あまり頻繁には見られない東京の雪景色ですが、今週末も雪の恐れがあるとのこと。関東にお住まいの皆様はお気を付け下さい!


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by vivid_bit | 2014-02-11 22:43 | XF35mmF1.4 R
世界遺産・カルカソンヌの城塞を、XF18mmF2Rで撮ってから死ぬ
 「カルカソンヌを見てから死ね(カルカソンヌを見ずして死ぬなかれ)」

 こういう言葉がフランスにあると聞きます。X-Pro1のビューファインダー越しにその城塞を見た私は、もう死んでも良いのかもしれせん。ただ、この世への最後の土産としてXF18mmF2 が写し出す風景を残さずにはいられません。

 フランス南西部の都市・トゥールーズからTGVで40分ほどの場所に、巨大な城塞に囲まれた街・カルカソンヌがあります。このカルカソンヌには、ヨーロッパ最大級の巨大な城塞があり、その城の中に街が広がっています。

 日没前の様子はまたの機会にご紹介するとして、今回は高感度に強いX-Pro1XF18mmF2Rを片手に夜のカルカソンヌを冒険してみようと思います。


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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R  フランス カルカソンヌ シテ

 富士フイルムXFシリーズ(Xシリーズ)のレンズではXF35mmF1.4Rへの評価の声が高いと聞きますが、XF18mmF2R もなかなかの実力です。

 F2開放でこのシャープさです。壁の陰影がリアルに伝わってきます。夜間手持ちで撮影しようとすると、どうしても開放で撮るしかないと思う瞬間があります。そういうときに開放からシャープなXF18mmが実力を発揮してくれます。

 画角的にもそうなのですが、画質的にもスナップに向いてますね。先日は料理の写真を上げましたが、近接撮影よりは、少し距離を置いてスナップ的に撮る方が合っている気がします。




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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R  フランス カルカソンヌ シテ外壁

 小高い丘の上に作られたカルカソンヌの城塞(シテ)へは二通りのルートがあります。あまり観光客のいない方の城門へは急坂を登る必要があるのですが、新市街からのアプローチはこちらの方が近いです。

 坂を登っていくと、城壁のそばで外国人男性が三脚を立てて撮影していました。見るからに実力のありそうな風貌の男性でしたが、その手元にはMade in JapanのX-Pro1があったのです。

 富士フイルムのカメラを購入したのは、"クリップ・イット"DS-20という35万画素(DP2 Merrillの100分の1以下)というカンブリア紀の化石のようなカメラ以来となりますが、時代に逆らってフィルムを愛用している者としては富士フイルムというブランドには並々ならぬ愛着があります。フランスの片田舎で富士フイルムの雄志が見られるのは嬉しいですね。




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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R  フランス カルカソンヌ サン=ナゼール大聖堂

 夜も更け、シテ内にあるサン=ナゼール大聖堂入口には人がいません。

 これだけ暗い中、低ノイズで撮影できるX-Pro1の実力には頭が下がります。一眼レフと違って手軽に持ち歩けて、かつ色彩も綺麗で、暗いところにも強く、マクロも撮れてという選択肢で考えていたので、このカメラはニーズに沿った実力を発揮してくれます。

 聖堂の中の様子をSummilux 35mm F1.4 で撮影しましたので、こちら もご覧下さい。




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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R  フランス カルカソンヌ シテ

 石畳にナトリウム灯の明かりが反射して、美しい陰影を見て取ることができます。その描写も、甘さを感じるほどにしっとりというほどでもなく、ガチガチに硬いわけでもなく、ちょうどいいバランスという印象です。

 光源も綺麗に描写してますし高い実力のあるレンズだと感じますね。

 手持ちのライカMマウントレンズはそれほど多くないのですが、THE・オールドレンズというものを持っていくと、レンズの個性ばかりが目立ちすぎる場合があるので、これだけニュートラルな方が絵作りに集中できるところがあります。


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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R  フランス カルカソンヌ 城外

 こちらの一枚だけはカラーで。看板の四隅に放たれる影と色彩、なだらかなグラデーションが気持ちがいいです。

 いかにもカルカソンヌらしい風景は、今回の記事には無かったのですが、今後必ず載せたいと思ってます。

 今週末には、この旅でとても印象的だった街・ボルドーから夕暮れの写真を掲載いたします。お楽しみに。

 (フジノンレンズ XF18mmF2 Rの写真は続々増殖中です。この記事以外にこちらもご覧下さい。)


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by vivid_bit | 2013-10-31 20:14 | XF18mmF2 R
料理を楽しむフランス・サルラ旅行記(X-Pro1レビュー編その2)
 次は一転してディナーへ。すでにご紹介の通り夜のフランス南西部の街・サルラは非常に雰囲気が良く、この街並を眺めながらのディナーは最高です。

※ランチ編はこちらへ。

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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R フランス・サルラ Sarlat-la-Caneda

 9月のフランスは、サマータイムの関係で日没は20時頃です。完全に暗くなる前からディナーの時間は始まっています。


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             FUJIFILM X-Pro1 + XF35mmF1.4 R (F2.2)

 レストランへ行く道すがらスナップを。XF35mmF1.4が古風な街並を描き出します。


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             FUJIFILM X-Pro1 + XF35mmF1.4 R (F1.6)

 絞り環が微妙に固いせいか、データで見直すと完全な開放ではなかったのですが、それでもふわっとした描写が見て取れます。

 写真好きの心を理解した上で設計されたレンズなんでしょうね。このXシリーズを代表する一本なだけあり、非常に面白いレンズと言えます。


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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R

 日が暮れてくる中、旧市街の真ん中で頂く料理とお酒はたまらないものがあります。ちょうどこの頃の東京は蒸し暑さ全開の季節に当たります。気候の違いがいかに残酷かと思わざるを得ません。

 そして薄暗い時間帯に色彩豊かに街の表情を見せてくれるX-Pro1の力に脱帽です。夕暮れ時の太陽光が大気上層のオゾンを発光させ、見事な青色を見せてくれています。この色合いが美しく撮れています。

 お腹が減ってきましたので、ホテルのオーナーに教えて頂いた店その2の「Le Petit Manoir à Sarlat」に向かいます。このお店はトリップアドバイザーの「Certificate of Excellence 2013」に選ばれており、雰囲気も高級感が漂っています。田舎風ビストロという雰囲気のお店が多いサルラの中で、モダンな高級感は群を抜いています。


Le Petit Manoir (ル・プティ・マノワール)へ


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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R

 フォアグラのテリーヌとクリームブリュレ状にしたポタージュの前菜です。見栄えもなかなか素敵ですね。ここからして、腕の違いを見せつけられました。シェフはなかなかの実力者のようです。

 他にもバゲットの上にオリーブオイルで味を整えたフォアグラのテリーヌの料理もあるようで、こちらはなかなか豪快でした。




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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R

 子牛の胸腺と地元のキノコ、自家製ラビオリを添えた料理です。

 鰹のたたきみたいな仕上がりは予想外でしたが、野菜の甘みとのマッチングが絶妙で、重い肉料理に飽きた胃には最高の一品でしたね。和食のようなあっさりしたおいしさのある料理です。

 他のテーブルを見ると、細い平面のパスタの上に地場の鶏肉のグリルを乗せ、塩と胡椒で力強く味付けしたものもありました。緩急を使い分けてみても良さそうです。



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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R

 デザートはチョコレートを使ったケーキです。甘すぎず、少しビターな非常に大人な味わいでした。品があって素晴らしい一品です。

 余韻を楽しみながらウェイターさんと話をしていると、実はこのお店のシェフは日本で修行したことがあるとこと。このウェイターさんがお店に置いてあるものだとして「健康十訓」が書かれた皿を見せてくれました。「少肉多菜」「少糖多果」など健康にまつわるルールが書かれていたのですが、確かにこのお店の料理はこのコンセプト通りです。

 フランスで日本料理の精神に出会えて大満足の夜でした。

Le Petit Manoir
13 rue de la republique, 24200 Sarlat-la-Caneda, France
http://www.lepetitmanoir-sarlat.com/lepetitmanoir-sarlat/Accueil.html


その他の聞きかじりおすすめレストラン


街の外れ、駅との途中にある高級店。ミシュラン一つ星。徒歩だときついかも。

あえてのピザ。しかしながら雰囲気があって、ホテルの方もおすすめとのこと。


サルラの料理はこちらの記事でも取り上げています。ぜひご覧下さい!


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by vivid_bit | 2013-10-20 15:59 | XF18mmF2 R
料理を楽しむフランス・サルラ旅行記(X-Pro1レビュー編)
(フランス・サルラの写真を全6回に渡って特集しています。→ サルラ  )

 この旅行に先立って富士フイルムX-Pro1を購入しました。このカメラは富士フイルムXシリーズ(X-E2、X-E1、X-M1、X-A1)を代表する機種で、光学ファインダーを使った撮影ができる非常に優れた機構を持っています。

 折しも昨日X-E2の発売が発表されていますが、向こうは光学ファインダー無しのモデルで、多少使い勝手が違います。やはりCONTAX G2の使い勝手に慣れている自分としては、X-Pro1に手が伸びましたね。

 前々から気になっていたわけですが、旅行を機についに手に入れたこのX-Pro1。フランス南西部・サルラ(サルラ=ラ=カネダ)のおいしいレストランでその実力をテストしてみます。

※サルラのおいしいお店は、この特集の端々に出てきますので、他の記事もぜひご覧下さい

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FUJIFILM X-Pro1 + XF35mm F1.4R フランス・サルラ Sarlat-la-Caneda

 「La Rapiere」という地元の伝統料理が中心にお店でランチを頂きます。

 ジューシーでとても大きな牛ステーキの上には伝統的なソースがかかり、少し田舎くさい献立ながらも盛りつけの美しさが際立っています。肉の味わいは絶品で、素朴ながらも繊細な味わいが魅力的でした。さすが食材の街です。

 このお店はホテルのオーナーがお薦めしてくれたレストランでして、前菜・メイン・デザートのミニコースが16ユーロと非常にリーズナブルです。非常に独創的な料理を出すわけではないですが、ツーリストが代表的なこの地の料理を楽しむのにはいいのかなと思います。

 さてこの写真はというと、ソースの立体感が非常に美しく、ボケも自然で非常においしそうな描写です。手持ちのいい加減な撮り方をしていますが、それでこの描写とは恐れ入ります。


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FUJIFILM X-Pro1 + XF35mm F1.4R フランス・サルラ Sarlat-la-Caneda

 順番は前後してしまうのですが、こちらが前菜です。ニンジンのサラダに、フォアグラのテリーヌを頂きます。フォアグラは重厚なハム感覚で、どのお店でも前菜に出てきます。日本では臭みのあるフォアグラに時々出くわしますが、全くそのようなものはありません。

 少し開いて撮ってみましたが、皿の映り込みもふんわりしていて美しいです。


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FUJIFILM X-Pro1 + XF35mm F1.4R フランス・サルラ Sarlat-la-Caneda

 バスサミコの少し酸っぱい味わいが新鮮な野菜に絶妙にマッチしています。これだけの観光地ですから、田舎町の俗な食堂に成り下がりそうなところを、洗練されたデザインで出してくるフランスのお店の奥深さに頭が下がります。

 そしてこの描写。マクロレンズでないのにこれだけ寄れて、ボケも丸くきれいでとてもナチュラルです。F2.2なので少しふわっとしたところがありますが、おかしな印象は無いですね。NOKTON50mm F1.5とは違って極めて現代的で、優等生なんですが、嫌みな感じが無いバランスの取れたレンズだと思います。


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FUJIFILM X-Pro1 + XF35mm F1.4R フランス・サルラ Sarlat-la-Caneda

 最後のデザートは微妙でした(笑)

 甘くないクリーミーなソースがかかっているケーキです。やる気が無くてこの写真はいい加減に……。

 いきなりマクロな撮影からご紹介したX-Pro1ですが、XF35mmF1.4 Rの描写力が素晴らしく、料理をおいしく見せてくれる強い武器になってくれました。

 料理など近くのものを撮影するのにライカは不利です。味わい深い絵を残してくれるDP2 Merrillも、色表現の点で料理向きとは少し言いがたいところがあります。その点でX-Pro1の方がスナップにも良く、夜景も得意で、料理も美しく撮れるので、旅行に適したカメラなのかもしれません。

 明日はディナー編を掲載しますのでお楽しみに。



(続く)



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by vivid_bit | 2013-10-19 16:18 | XF35mmF1.4 R


カテゴリ
全体
DP2 Merrill
SWH 15mm F4.5 II
Summilux 35mm F1.4
NOKTON50mm F1.5
Biogon 21mm F2.8
Biogon 28mm F2.8
Planar 45mm F2
Sonnar 35mm F2.8
Distagon 35mm F1.4
Planar 50mm F1.4
Planar 85mm F1.4
Vario-Sonnar80-200mm
EF-S10-22mm
EF50mm F1.4 USM
EF24-70mm L USM
EF85mmF1.8 USM
EF135mm F2L USM
EF100-400mm F4.5-5.6
SP AF17-35mm F/2.8-4
XF35mmF1.4 R
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