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六本木・東京ミッドタウンの桜を、EF135mmF2Lで撮る
 桜の写真 は実に難しいですね。多くの人が考える頭の中のイメージとは違って、実際の桜の色は案外淡く、ほとんど白色に近いものです。花の大きさも、数ある花の中でも小さい部類ですから、何となく道端から撮ってみると、驚くほどつまらない写真ができあがります。いざどう撮ってみるか、何と組み合わせて撮るのがいいのか、相当頭を悩ませる存在です。

 望遠で桜を撮るというのも一つの手でしょう。ということでキヤノンを代表する望遠単焦点レンズ、EF135mm F2L USMで六本木の桜を撮ってみました。


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EOS 5D Mark II + EF135mm F2L USM  東京・檜町公園

 桜の持つ妖艶な雰囲気をふんわりと写し出しつつ、花びらから枝まで解剖写真のように細かいところも描写してくれます。ボケもとても大きく素直です。

 ブログ上ではEOS 5D MarkIIの出番がやや少ないのですが、EF24-70mmF2.8 L USMとこのEF135mmL USMがあれば、結婚式でも、近場の旅行でも、イベントの撮影でも大概なんとかなります。85mmF1.8や50mmF1.4よりも圧倒的に出番が多い一本です。ボケがとにかく美しく、絞り開放でも安定した描写を見せてくれます。

 檜町公園は、六本木ミッドタウンに隣接した港区立の公園ですが、防衛庁の市ヶ谷移転とミッドタウンの再開発に合わせて一体整備されています。そのためミッドタウンとシームレスにつながっていて、互いの境界を感じることなく周遊することができます。この写真は檜町公園の中心にある池を取り巻く周遊路のそばで撮影したものです。



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EOS 5D Mark II + EF135mm F2L USM  ストロボ発光 東京・檜町公園

 朝は水蒸気やホコリが少なく、青空が澄んでいます。また太陽光が低い高度で当たり、花の陰が目立ちにくい朝は桜を撮影するのに絶好の時間帯です。歓迎会の多いこの時期ではありますが、仕事へ行く前のちょっとした時間を使って撮影するのも楽しいものです。

 この写真では加えてストロボの光を加えています。どうしても桜を撮ると太陽光の当たっている部分と日陰の部分のコントラストが付きすぎて、どぎつい写真になりがちです。そのイメージを緩和するために、全体に光を回して、バランスを整えています。




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EOS 5D Mark II + EF135mm F2L USM  ストロボ発光 東京・檜町公園

 建物を背景にすると、青空を背景にする場合よりも暗くでき、花びらの白さが引き立ちます。背景にしているのは東京ミッドタウンの建物でして、二枚目の写真を見るとお分かりの通り縦に伸びた構造体がボケて映り込んでいます。一枚目の写真に上下方向に流れるようなボケが映り込んでいるのはこのせいです。


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EOS 5D Mark II + EF135mm F2L USM  F2.2 ストロボ発光 東京・檜町公園


 つぼみからまさに開こうとしている桜を捉えます。かなりの高さにある桜の姿も135mmならこの通り。そして少しだけ絞ってF2.2にすると、よりシャープになります。



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EOS 5D Mark II + EF135mm F2L USM  ストロボ発光 東京・檜町公園

 望遠を使うときは背後をどう置くか頭を使わなければなりません。中心に雲、周辺に青空の広がる角度を見つけて撮影します。また背景の空と花びらの裏側の輝度差を圧縮するためにストロボを当ててます。

 桜の撮影と単焦点レンズの相性が良いかは悩ましいところです。桜を撮るときは足場が固定されてしまうことが多く、単焦点だとどうにも中途半端な絵になることもありえます。ボケさせすぎると何を撮っているのかわかりにくくなることもありますし、結局少し絞って撮るのならズームレンズの方が打率が高いということもありえますね。


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EOS 5D Mark II + EF24-70mmL USM  東京・六本木ヒルズ・毛利庭園

 ここからは六本木ヒルズに移動して、24-70mmで撮影してみました。ズームでこれだけ美しい描写を見せてくれるなら文句ないです。135mmと比べて背景との分離が難しくなりますが、六本木ヒルズ森タワーを背景にし、そのビルの特徴を見せつつ若葉を輝かせるという演出のためには、このぐらいの画角が良さそうです。

 毛利庭園は名前の通り、毛利家の大名屋敷がこの地にあったことに由来するわけですが、奇しくも六本木のライバルであるミッドタウンも、毛利家の屋敷跡がルーツとなる土地です。そして檜町公園はその大名屋敷にある庭園が元でした。時空を超えて毛利家の二つの大名庭園を散策しているというのもなかなか面白い点ですね。

 檜町公園と毛利庭園は、徒歩で20分程度の距離がありますが、港区のコミュニティバス「ちいばす」を使えば10分もかからずに到着します。20分に1本という頻度で走っており、六本木ヒルズ森タワーの真下に到着するという利便性の良さですので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。




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EOS 5D Mark II + EF135mm F2L USM  F7.1 東京・六本木ヒルズ

 最後は135mmに戻っての一枚。六本木ヒルズのルイ・ヴィトン前の桜です。六本木ヒルズの広場へのエントランス部分にあり、多くの人がカメラを向けていました。

 歴史ある桜は枝振りもよく大変風流なのですが、大都会の真ん中に咲く桜の姿も美しいものがあります。絞ってF7.1で撮ると、これが同じレンズなのかと思うほど大変緻密な絵になります。EF135mm恐るべしですね。



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by vivid_bit | 2014-04-06 00:14 | EF135mm F2L USM
六義園のしだれ桜と大名庭園
 東京・駒込にある六義園(りくぎえん)は、都内有数の規模を誇る大名庭園として知られています。中でも最大の見所と言えるのが、このしだれ桜ではないでしょうか。


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Leica M8 + Voigtlander SUPER WIDE HELIER 15mm F4.5 II 2013年3月25日 東京・六義園

 この美しいしだれ桜は、例年3月下旬に満開となります。今年はというと、テレビ中継を見たところではもう満開のようですね。上の写真は2013年のものですが、3月25日の時点で既に散り始めています。今年は少し開花が遅いのがよく分かります。

 六義園のしだれ桜は夜間はライトアップされることでも有名で、ライトアップ期間中は特別に夜9時まで開園されます(入場は夜8時半まで)。ただし、かなりの混雑になるようですね。

 上の写真はLeica M8とフォクトレンダーSUPER WIDE HELIER 15mm(35mm判換算で約20mm相当)の組み合わせで撮影したものですが、これだけ広角のレンズでも画面一杯となるので、広角寄りのレンズが必要です。この時は平日日中の天気の悪い日に撮影したため、来園者もそれほど多くなく、少し引いた場所から撮影できたのですが、まさに今日明日のような満開の週末ともなると、かなり接近して撮影せざるを得ません、そうなるとかなりの超広角レンズが必要となるかと思います。


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Leica M8 + Voigtlander SUPER WIDE HELIER 15mm F4.5 II 東京・六義園

 花鳥風月的な写真をそこまで熱心に撮る方ではないですが、とはいえ桜の時期ともなると、その美しさに心が動くのは日本人の性なのでしょうか。

 今日も東京・乃木坂にある乃木公園では、多くの方が満開となった桜にカメラを向けていました。カメラを持ってなくて悔しかったです……。


大名庭園を歩く

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SIGMA DP2 Merrill 東京・六義園

 六義園は、徳川綱吉の側用人であった柳沢吉保が造った回遊式築山泉水庭園で、万葉集にも描かれた「和歌の浦」(現在の和歌山県)の光景が造られるなど、庭園の中に、山、谷、川、島、浦といった自然の風景がそのまま盛り込まれています。

 植物は多種多様で、桜の時期にもう若葉が芽吹いている木もありました。


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SIGMA DP2 Merrill 東京・六義園

 写真は上下逆さまではありません。六義園の中でも指折りの大木である、樹齢300年の「吹上の松」を撮影した一枚です。枝を四方に伸ばし、もう水面に付くのではないかというほどです。

 等倍で見ると、針のように鋭い葉の一葉一葉が、目に突き刺さりそうなほどの描写なのですが、超絶解像力のDP2 Merillならではといったところでしょう。

 満開の桜だけでなく、見事な大名庭園を見物してみるのもいかがでしょうか。


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by vivid_bit | 2014-03-30 01:27 | SWH 15mm F4.5 II
ミッドタウン・六本木・夜桜
 昨日に引き続き六本木の東京ミッドタウンの夜桜を見物してきました。ミッドタウン周りの外周道路沿いには桜が植えられており、美しいライトアップがされる新しい東京の名所となってきています。(昨日の記事はこちら

 その名も「さくら通り」という外周道路を持つ東京ミッドタウン。例年は3月20日から4月20日頃まで、桜の開花に合わせたイベントが開催されています。桜が綺麗なのは乃木坂方面から中央裏手の芝生広場にかけての1/4周分のエリアです。夜はライトアップされ、昼の桜とは違った雰囲気が味わえます。

 昨日はEOS 5D MarkIIでしたが、今日はLeicaM8で撮影してみます。どれだけ絵が違うのか比較して見てみましょう。


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Leica M8 / Summilux 35mm F1.4 (2nd)

 すでに六本木の桜は満開で、イタリアン「ピッツェリア・トラットリア・ナプレ」のテラス席からはライトアップされた美しい桜が目に飛び込んできます。遠くからでも圧巻の眺めです。

 このイタリアン「ナプレ」のピザは絶品です。以前ほど長い行列はできていないので、六本木で店に困ったらぜひ。(それでも人気店であることには変わりがありません)

 案内図ではこの「ナプレ」はガレリア・ガーデンテラス1階にあるのですが、この写真でご覧の通り、地面からはかなり高いところに位置しています。東京ミッドタウンの正面側と、芝生広場のある裏側では地面に傾斜があり、赤坂方面にかなり下がっているため、芝生広場側では地下1階が地表フロアになります。桜を見るなら1階のフロアの各レストランがお薦めですね。2階以上だと遠くなりすぎてしまうかと思います。



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Leica M8 / Summilux 35mm F1.4 (2nd)

 とはいえテラス席はちょっと寒いですね。今日はコートが手放せません。ストーブが置かれていますが、どれほど暖かいのでしょうか。

 絞り開放での淡い写りが雰囲気に合ってちょうどいいですね。背景は少し現代的なライトアップがされていますが、ズミルックスの曖昧さがほどよく中和してくれます。



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Leica M8 / Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm f4.5 ASPHERICAL II

 こちらはSUPER WIDE-HELIAR 15mm f4.5 ASPHERICALで撮影。

 きりっとした解像度の高い写りがSummilux35mmと大きく異なります。非常に現代的で先鋭的な描写が目に飛び込んできます。イラストのようなアーティスティックに描写したような桜の姿が特徴的です。




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 手持ちで柔らかい写真を撮りましたが、夜桜には三脚を立ててしっかり撮るのがおすすめです。

 周りには三脚を立てて撮影されている方が何人かおりましたが、それほど多くないなというのが正直な印象です。案外混んでいなかったため、三脚を立ててもそれほど迷惑そうではありませんでした。


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Leica M8 / Summilux 35mm F1.4 (2nd)





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Leica M8 / Summilux 35mm F1.4 (2nd)

 下では桜のイベントをしており、飲み物のワゴンに長い行列が出来ていました。

 とはいえ日曜日午後7時台でもそれほど混雑していません。まだ寒いからですかね。






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Leica M8 / Summilux 35mm F1.4 (2nd)

 ミッドタウンに「火龍園」というスタイリッシュな中華料理屋さんが入っているのですが、こちらからの眺めは抜群です。

 「ナプレ」のテラス席ほどの眺めは望めませんが、上から桜も見つつ、新世代中華を味わうのはいかがでしょうか。

 和食のように各地の新鮮素材を生かしたあっさりした味わいが絶品です。







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Leica M8 / Summilux 35mm F1.4 (2nd)

 予想以上に早い開花で、桜のイベントが4月も続けられるのか心配になってきてしまいます。

 今はまさに満開で、葉っぱもほとんど出てません。ミッドタウンの桜を見るには今がおすすめです。


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by vivid_bit | 2013-03-24 22:24 | Summilux 35mm F1.4
六本木アートナイト2013と六本木の桜の夜
夜通し開催している六本木アートナイト2013に参戦。
去年は震災で中止になった2011年の分まで取り返そうという勢いがありましたが、野外を練り歩くイベントも無かったですし、今年はちょっと寂しかったかな…。

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六本木の東京ミッドタウン脇の桜並木です。今まさに満開です!




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by vivid_bit | 2013-03-24 12:04 | EF24-70mm L USM
青空と桜と六本木
 六本木ヒルズや東京ミッドタウンなど、六本木には再開発された土地がたくさんあり、その多くに桜並木があります。夜にはライトアップされ美しい姿を見ることができ、かく言う私も何度か撮影しています。(こちら の記事をご覧下さい)

 一方で、昔からの公園にも美しい桜が植えられています。


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CONTAX Aria + Planar T* 85mm F1.4 AEG  六本木


 上の写真は三河台公園という六本木交差点から一つ目の信号の角にある公園の桜です。遊具を取り囲むように桜が咲いています。

 この公園は溜池山王方面へ向けて坂となっている場所にありまして、隣の土地とは高低差があります。お隣は日本料理屋の「花郷」というお店で、お部屋から直接桜を見ることもできます。六本木近辺にお勤めの方で屋内から桜を見たい方は、この桜の見える部屋をリクエストしてみてはいかがでしょうか。


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CONTAX Aria + Planar T* 85mm F1.4 AEG 六本木

 こちらはちょっと遊んでみました。

 以上、ポートレート写真で有名なプラナー85mm で撮影してみたのですが、いかがでしょうか。

 桜の写真はあまり撮らないのですが、ちょうど雨上がりのいい青空が出たので、白い雲と合わせて撮ってみました。Planarのふんわりしたイメージが一番合うシチュエーションですね。

 できあがりのリバーサルを見たとき、本当にリバーサルで撮って良かったと思った一枚です。ほのかにピンク色に染まる桜と、澄んだ青空は銀塩フィルムならではの色合いですね。




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by vivid_bit | 2008-04-15 01:01 | Planar 85mm F1.4


カテゴリ
全体
DP2 Merrill
SWH 15mm F4.5 II
Summilux 35mm F1.4
NOKTON50mm F1.5
Biogon 21mm F2.8
Biogon 28mm F2.8
Planar 45mm F2
Sonnar 35mm F2.8
Distagon 35mm F1.4
Planar 50mm F1.4
Planar 85mm F1.4
Vario-Sonnar80-200mm
EF-S10-22mm
EF50mm F1.4 USM
EF24-70mm L USM
EF85mmF1.8 USM
EF135mm F2L USM
EF100-400mm F4.5-5.6
SP AF17-35mm F/2.8-4
XF35mmF1.4 R
XF18mmF2 R
その他
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