大雪降る東京都心をゆく
 50年に一度の大雪に見舞われた東京。関東南部にお住まいの方は、あの雪に驚かされたのではないでしょうか。

 寒い中ではありましたが、X-Pro1を片手に東京都心部をスナップしてみました。

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FUJIFILM X-Pro1 + XF35mm F1.4R  

 昼過ぎの撮影ですが、すでにかなり積もっており、歩道を通るのも大変な状況です。おばあちゃんがゆっくりと進んでいきます。無事に帰り着けたのでしょうか。雪は細かいのですが、かなりの勢いです。

 降雪時は全般にコントラストが低くなり、被写体の手前にも雪が通過することでフォーカスが合いにくくなります。フォーカスの合わずに撮影してしまうミスが起こりうるところですが、X-Pro1は光学ファインダーと電子ファインダーを切り替えることができ、適宜確認しながら撮影することができるので大変便利です。寒い中ではありますが安定して稼働してくれます。

 また全くの余談ですが、DP2 Merrillを某中央官庁に持ち込んだことがありました。時は冬。かなり寒い日のことです。ところが省エネのために暖房は最低限となっており、館内は恐ろしい寒さになっていたのです。そこでカメラを起動しようとしたのですがカメラは冷たくなったまま、全く反応しません。少し手の中で暖めると、背面の液晶が一瞬点灯するのですが、あっという間にダウンしてしまいます。まさか屋内でここまでひどいことになるとは思ってもいませんでした。

 それに比べるとX-Pro1の安定っぷりには恐れ入ります。決して長時間持ち出したわけではなかったのですが、特に困難に感じる場面はありませんでした。



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 パラッパラッとした雪が舞い落ちます。

 XF35mm F1.4Rはなかなか繊細なボケを見せてくれます。上の写真もそうですが、崩れることのない自然なボケ方が良いですね。開放で撮っても、危なっかしいところが無いので安心して使えます。




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 すでに歩く人の傘には大量の雪が積もり、道には轍が出来ています。




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 マンションの手すりには小さな雪だるまがたくさん。

 子ども達にも思い出になる雪景色になったことでしょう。あまり頻繁には見られない東京の雪景色ですが、今週末も雪の恐れがあるとのこと。関東にお住まいの皆様はお気を付け下さい!


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# by vivid_bit | 2014-02-11 22:43 | XF35mmF1.4 R
謹賀新年@京都・銀閣寺から錦市場へ
 あけましておめでとうございます。

 皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 ということで京都から最新の写真をご紹介します!

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DP2 Merrill 京都 慈照寺(銀閣寺)

 年末に京都の錦市場近くの宿に宿泊し、そこから三十三間堂や東山の銀閣寺へ足を運びました。縦横無尽に広がるバス網を使い、銀閣寺付近から平安神宮前付近を経由して、錦市場まで一本で戻ることができます。短時間の旅でしたが、中身の濃い旅でしたね。


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 庭園はずっと眺めていても飽きることがありません。

 この陰影が素晴らしいですね。DP2 Merrillが、精密だけどもふんわりという現代日本画のような描写を見せてくれます。

 東京の山種美術館で展示されていた福田平八郎の「牡丹」を見る機会があったのですが、牡丹の葉の葉脈まで詳細に描き込みながらも、牡丹の花の色がふわっと重ねられ、その色は花の輪郭からもはみ出すほどです。まさに妖艶とはこのことを言うのでしょう。妖しく鈍く輝いているかのような魅力的な色がありました。

 また葉も明度の差だけで奥行きと重なりが表現され、葉の姿は詳細を極めているのに色彩においては単純化されています。

 この具体と抽象の両立はDP2 Merrillの作り出す絵の一つの特徴でもあり、「牡丹」と同じような魅力があります。



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 平田平八郎の絵には「漣」「雨」という作品があります。前者は池を、後者は屋根瓦を捉えた日本画ですが、超望遠レンズで捉えてトリミングしたような構図の絵であり、非常にポップな魅力があります。

 面白い美術作品を見ていると、写真を作り出す視点というものも自ずと変わってきますね。

 ちなみに山種美術館入口には、千羽鶴の陶板壁画が飾られています。実はこの陶板壁画によく似た構図の千羽鶴の絵が脳にふとよみがえりました。

 それは東京証券取引所の特別応接室で見た一枚の千羽鶴の絵です。東証の方のご説明だと、飛びながら上がったり下がったりを繰り返しながら、最後は右肩上がりにずっと羽ばたいていけるようにという趣旨の絵だったのですが、では「なぜ美術館でこのような絵が?」と思ったわけです。

 後日、山種美術館は元々山種証券の創業者が作った美術館ということを後で知り、大いに合点がいきました。ちなみに作者も同じ加山又造です。美術館でありながらも株価上昇を願っているのかもしれません(笑)

※東京証券取引所に飾られている加山又造作「千羽鶴」は、美術館へ貸し出しを行っていないそうなので、ほとんど見る機会は無いかと思います……。


 それでは話を戻しまして、時系列的にはこちらが先なのですが、三十三間堂にも足を運びました。


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DP2 Merrill 京都 蓮華王院三十三間堂


 教科書で見た写真はごくごく一部だったことに衝撃を受けます。これこそ百聞は一見に如かずですね。千手観音像が約千体並んでいる姿は、見る者に圧倒的な印象を与えてくれます。中は撮影禁止のためご紹介できませんが、ぜひ見て頂きたい場所ですね。

 多くの観音は古代インドの神に由来するとされ、その姿は大変異国情緒に溢れています。現代日本の真ん中に東洋文化の流れが凝縮されているというのも面白い点です。





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DP2 Merrill 京都 錦市場

 歳末の写真なのですが、錦市場には多くの人が集まり大変な混雑となっていました。



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 漬け物も美味しそうです。悩んだあげく、松前漬を購入しました。これが灘の日本酒と実によく合います。2014年は素晴らしい日本酒のあてと共に迎えることができました(笑)







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DP2 Merrill 京都 先斗町

 こんなお店で軽く一杯……。なんて素敵ですよね。

 本年も色々な写真を紹介していきますので、お付き合い頂ければと思います。


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# by vivid_bit | 2014-01-02 18:49 | DP2 Merrill
トラムのある街・ボルドー by NOKTON 50mm F1.5
 トラムが走っている街は独特の温かさがあります。色々な理由はあると思いますが、街全体が車一色に染まらずに、人や歴史との調和というものを人々が大事にしているからかもしれません。

 ボルドーもそういった面が色濃い街だと思います。そして、大西洋に注ぎ込むガロンヌ川の左岸に広がる世界遺産の指定地区をトラムは走ります。近未来的なデザインの車体と歴史ある街が調和しているのが何とも不思議に思いませんか?

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LeicaM9 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical フランス・ボルドー


 このトラムはご覧の通り架線がありません。どうやって電気を引いているのでしょうか? 電池でしょうか? いえ、レールをよく見て下さい。2本のレールの間に、なぞの線が一本ありますよね。この線の地下に電気を流す第三のレールがありまして、いわゆる第三軌条方式と呼ばれる仕組みなのです。実際にこの集電レールはほとんど隙間がなく、その下に電気が流れていることはもちろん、その下にトラムからどうやって差し込んでいるのかも分からない程です。

 第三軌条方式といえば東京では銀座線があります。銀座線のホームから線路の反対側を見ると電流注意のプレートが出されているのですが、このトラムにはそうした注意は一切ありません。確かに、この下に足を突っ込んでしまうような危険性は無さそうです。

 フランスでは各都市において野心的な交通システムの導入がなされることがありますが、ボルドーの第三軌条方式(路面集電システム)はその最たるものと言えそうです。



アラン・ジュペ市長の施策とトラムの関係

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 このトラムの整備は、当時のアラン・ジュペ市長が進めたものですが、単にトラムの整備だけではなく、ガロンヌ川沿いの歴史地区の整備として一体的に進めたものです。ガロンヌ川沿いのフェンスを撤去して、市民に対して自由に開かれた公共空間が提供され、同時に歴史との調和が図られました。この写真でお見せした水盤もそのときの改革で作られたものです。

 結果として、これらの都市再整備が世界遺産登録につながりました。ですので、世界遺産の街にトラムを通したというのは少し間違った見方でして、両者の再構築・再整備は密接不可分だったのだと思わなければならないでしょう。




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 日本では各地で世界遺産の登録を目指して活動が行われています。しかし、その活動は形式的なものに過ぎるのではないでしょうか。街を形取った歴史の再生と、今を生きる人々の足の整備を一体的に考え、その成果として登録を得るという発想があるでしょうか。鎌倉市が非常に拙速な申請により実質NGが出て、当分の申請活動ができなくなりましたが、ボルドーの取り組みと対比するとそれは当然の結論と言わざるをえません。

 一時期、ボルドーのアラン・ジュペ市長は、フランス共和国の首相も兼務していました(ジャック・シラク政権)。その後、国防大臣と外務大臣にも就任しており保守政界の大物と言える人物です。市長と首相を兼務できるという制度上の違いはありますが、日本でそのような大人物が地方自治体にいるのかというと、暗澹たる気分になってしまいます。

 世界的に魅力のある都市整備には、それだけの強力な政治力が必要だと認識しないといけませんね。


ボルドーのトラムと街の人々と


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 政治のありようとは無関係に、電停で待つ人々の姿にもドラマがあります。

 カメラ片手にただこのトラムの路線沿いを歩いていたのですが、あらゆる瞬間にドラマがあり、全く飽きることがありませんでした。

 そしてこの写真。トラムの通過に合わせてカメラを構えていたら、ピースしてくれました(笑) すれ違ってお互い笑顔。嬉しいですね。

 パリはいかにも大都会といった雰囲気でしたが、ボルドーのほどよく気ままな都会さと自由さがとてもいいです。

 以前取り上げたプラハ もそうですが、街に歴史が溶け込んでいる街は、時代の気ままさに左右されない独特の空気が市民に根付くのかもしれません。



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 先代のノクトン50mm (NOKTON 50mmF1.5 Aspherical)で撮影していますが。ピントの切れも良く、ボケも自然なので、レンズのクセを意識せずにありのままにカメラを楽しめる一本です。

 難を言うなら写りが良すぎるというところでしょうか(笑) ライカ使うならもっと味のある写真を撮りたいという人は多いかもしれません。

 さて写真に戻りますが、ボルドーのトラムは旧市街地の中心を通る庶民の足として大いに活用されていて、ほぼ満員の状態で運行されていました。この電停はサンタンドレ教会という名所であることに加え、乗り換えにも使われることもあって、特に利用者が多いようで、常に多くの人がトラムを待っています。



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 JR東日本元会長の山之内秀一郎氏が大学に講演に来たときに「路面電車はマニアのための乗り物」と切り捨てていたのですが、旧市街地の都市再生計画と調和した交通手段という点で、トラムの重要性は各国でも年々増しているように感じます。ボルドーにトラムが導入されたのも、その講演のずっと後でした。

 確かに日本は人口密度も高く、到底トラムの輸送効率では処理できない路線も多いとは思うのですが、京都のようにいまだにバスが幅をきかせている大都市も少なくありません。都市景観や環境への配慮、大規模公共投資を不要とするいう点で、見直すべき交通手段であるように思いますね。

 そして、都市スナップにはとても魅力的な被写体であることも、メリットに付け加えて頂ければと思います(笑)



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# by vivid_bit | 2013-12-11 11:34 | NOKTON50mm F1.5
月の港ボルドー ワインの都の水鏡にて
 ボルドーといえば想像するものは恐らくワインでしょう。ではフランスの都市、ボルドーはどんな街だと言われて、想像が付くでしょうか?

 実はボルドーの中心市街地は「月の港ボルドー」という定義で、世界文化遺産に選ばれています。普通「世界文化遺産」と言うとスポット的に特定の歴史的建造物という形で指定されることが多いですが、このボルドーは違います。ボルドーはワイン貿易で栄え、近世からの歴史建造物が多く残っているため、市内人口24万人の都市でありながらも街の中心エリアが面として世界遺産に指定されているのです。

 その中心に位置するのがブルス広場( Place de la Bourse )です。

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LeicaM9  + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

 ブルス広場には「水鏡」( Miroir d'eau )という薄く水を張った施設があり、ブルス宮殿とトラムを眺めるボルドーを代表するシンボルとして知られています。

 どうですか。この絶景?




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Canon EOS 5D MarkII + Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm F4

 水鏡の上でダンスの練習をしている二人組がいました。絶景だからこそ絵になります。

 奥に見えるのは旧商工会議所です。フランスの壮麗な建物というと、つい王侯貴族によるものを想像してしまいますが、ワインの街・ボルドーでは、貿易商人が大変な力を持っていたことがうかがい知れます。歴史ある風景も、現代的なアートの文脈に溶け込むことができる点は、さすがフランスの懐の深さといったところでしょうか。

 ちなみに建物のほとんどは石灰岩で造られているのですが、これらの石灰岩は、ボルドー近郊にあるワインで有名なサンテミリオンのあたりから運ばれてきたものだそうです。


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Canon EOS 5D MarkII + Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm F4

 なぜここで歩きながら電話しているかよく分かりませんが、なんとなく自由になる場所ではありますね。

 ビジネスの最中のような方がウロウロしていたのも印象的な点でした。






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Canon EOS 5D MarkII + Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm F4

 ネオクラシック様式の壮麗な建物が目に飛び込んできます。


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Canon EOS 5D MarkII + EF24-70mm F2.8L USM

 一定時間ごとに水が引きます。これはちょうど引いたときの写真です。

 観光客もそれなりに多いのですが、それよりも地元の人が大変多く、童心に帰って楽しんでいる様子が見られます。季節ごとにまた楽しみがあるんでしょうね。




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Canon EOS 5D MarkII + EF24-70mm F2.8L USM

 友達の男の子に水をたくさんかけられて泣いてました。

 美しい場所には必ずドラマがありますね。




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Canon EOS 5D MarkII + EF24-70mm F2.8L USM

 水が引いた後、突然現れるのがこのミストです。ミストが出たときも絵になります。








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Canon EOS 5D MarkII + EF24-70mm F2.8L USM



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Canon EOS 5D MarkII + EF24-70mm F2.8L USM

 昼過ぎに突然の雨が降ったのですが、すぐに雲は切れ、空気は一層鋭さを増しています。日が暮れると共にその雲に遠方の光がかかり、色を増していきます。





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LeicaM9  + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

 広場の真ん中には架線の無い最新式のトラムが通り、夕暮れと共にこの広場の美しさが増していきます。ボルドーの西は大西洋。海の向こうから届く綺麗な光が、リゾートを思わせるような夕暮れを演出してくれます。




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LeicaM9 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

 美しい空の下、子ども達は元気です。




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LeicaM9  + Summilux 35mm F1.4 2nd

 日が暮れて、ズミルックス35mmの淡い写りが夜の訪れを描き出します。少しにじんだこの光景は決して大げさなものではありません。むしろ記憶の中のイメージはこの通りと言える気がします。

 ボルドーのこの美しい光景は、一生忘れることが無いでしょう。


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ボルドー(Bordeaux)
フランス南西部の要衝となる都市。アキテーヌ地域圏の首府。都市圏人口85万人。2007年に世界遺産登録。

日本から直行便無し(日本からはパリまたはアムステルダム経由の航空便となる)。またはパリからTGV直行便で約3時間30分(東京から新幹線で岡山あたりまでの所要時間に相当)。

ボルドーで撮影した写真はこちらへ → ボルドー
フランス南西部の美しい町の写真もどうぞ → サルラ





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# by vivid_bit | 2013-11-06 18:28 | SWH 15mm F4.5 II
世界遺産・カルカソンヌの城塞を、XF18mmF2Rで撮ってから死ぬ
 「カルカソンヌを見てから死ね(カルカソンヌを見ずして死ぬなかれ)」

 こういう言葉がフランスにあると聞きます。X-Pro1のビューファインダー越しにその城塞を見た私は、もう死んでも良いのかもしれせん。ただ、この世への最後の土産としてXF18mmF2 が写し出す風景を残さずにはいられません。

 フランス南西部の都市・トゥールーズからTGVで40分ほどの場所に、巨大な城塞に囲まれた街・カルカソンヌがあります。このカルカソンヌには、ヨーロッパ最大級の巨大な城塞があり、その城の中に街が広がっています。

 日没前の様子はまたの機会にご紹介するとして、今回は高感度に強いX-Pro1XF18mmF2Rを片手に夜のカルカソンヌを冒険してみようと思います。


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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R  フランス カルカソンヌ シテ

 富士フイルムXFシリーズ(Xシリーズ)のレンズではXF35mmF1.4Rへの評価の声が高いと聞きますが、XF18mmF2R もなかなかの実力です。

 F2開放でこのシャープさです。壁の陰影がリアルに伝わってきます。夜間手持ちで撮影しようとすると、どうしても開放で撮るしかないと思う瞬間があります。そういうときに開放からシャープなXF18mmが実力を発揮してくれます。

 画角的にもそうなのですが、画質的にもスナップに向いてますね。先日は料理の写真を上げましたが、近接撮影よりは、少し距離を置いてスナップ的に撮る方が合っている気がします。




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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R  フランス カルカソンヌ シテ外壁

 小高い丘の上に作られたカルカソンヌの城塞(シテ)へは二通りのルートがあります。あまり観光客のいない方の城門へは急坂を登る必要があるのですが、新市街からのアプローチはこちらの方が近いです。

 坂を登っていくと、城壁のそばで外国人男性が三脚を立てて撮影していました。見るからに実力のありそうな風貌の男性でしたが、その手元にはMade in JapanのX-Pro1があったのです。

 富士フイルムのカメラを購入したのは、"クリップ・イット"DS-20という35万画素(DP2 Merrillの100分の1以下)というカンブリア紀の化石のようなカメラ以来となりますが、時代に逆らってフィルムを愛用している者としては富士フイルムというブランドには並々ならぬ愛着があります。フランスの片田舎で富士フイルムの雄志が見られるのは嬉しいですね。




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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R  フランス カルカソンヌ サン=ナゼール大聖堂

 夜も更け、シテ内にあるサン=ナゼール大聖堂入口には人がいません。

 これだけ暗い中、低ノイズで撮影できるX-Pro1の実力には頭が下がります。一眼レフと違って手軽に持ち歩けて、かつ色彩も綺麗で、暗いところにも強く、マクロも撮れてという選択肢で考えていたので、このカメラはニーズに沿った実力を発揮してくれます。

 聖堂の中の様子をSummilux 35mm F1.4 で撮影しましたので、こちら もご覧下さい。




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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R  フランス カルカソンヌ シテ

 石畳にナトリウム灯の明かりが反射して、美しい陰影を見て取ることができます。その描写も、甘さを感じるほどにしっとりというほどでもなく、ガチガチに硬いわけでもなく、ちょうどいいバランスという印象です。

 光源も綺麗に描写してますし高い実力のあるレンズだと感じますね。

 手持ちのライカMマウントレンズはそれほど多くないのですが、THE・オールドレンズというものを持っていくと、レンズの個性ばかりが目立ちすぎる場合があるので、これだけニュートラルな方が絵作りに集中できるところがあります。


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FUJIFILM X-Pro1 + XF18mmF2 R  フランス カルカソンヌ 城外

 こちらの一枚だけはカラーで。看板の四隅に放たれる影と色彩、なだらかなグラデーションが気持ちがいいです。

 いかにもカルカソンヌらしい風景は、今回の記事には無かったのですが、今後必ず載せたいと思ってます。

 今週末には、この旅でとても印象的だった街・ボルドーから夕暮れの写真を掲載いたします。お楽しみに。

 (フジノンレンズ XF18mmF2 Rの写真は続々増殖中です。この記事以外にこちらもご覧下さい。)


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# by vivid_bit | 2013-10-31 20:14 | XF18mmF2 R


カテゴリ
全体
DP2 Merrill
SWH 15mm F4.5 II
Summilux 35mm F1.4
NOKTON50mm F1.5
Biogon 21mm F2.8
Biogon 28mm F2.8
Planar 45mm F2
Sonnar 35mm F2.8
Distagon 35mm F1.4
Planar 50mm F1.4
Planar 85mm F1.4
Vario-Sonnar80-200mm
EF-S10-22mm
EF50mm F1.4 USM
EF24-70mm L USM
EF85mmF1.8 USM
EF135mm F2L USM
EF100-400mm F4.5-5.6
SP AF17-35mm F/2.8-4
XF35mmF1.4 R
XF18mmF2 R
その他
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