EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 北海道美瑛町 北海道美瑛の丘陵地帯を撮影したものですが、HDR作成ソフトの「Photomatix Pro 3.0」を使うことで、世界の終末が来たかのような不思議な情景を演出することができます。 HDRとは、複数枚の写真を撮影し、その画像内に表現されている広いダイナミックレンジを一枚に変換することで、日常目にすることのできない不思議な演出効果を実現するものです。 今回の写真は、いきなり掲載するにしては相当なクセ球なんですが、こういうこともできるという一例としてご紹介しました。この「Photomatix Pro 3.0」は手持ち撮影でも一枚に合成できる優れモノで、元々一枚にする予定も無かった写真(結構構図にズレあり)を2枚使って合成してみました。ボケの関係で、畑には不思議な連鎖的な模様ができていますが、意識して撮影すれば重複部分も無理なく統合され、綺麗に自動的に切り抜いてくれることになると思います。 現在キャンペーン中で、写真SNSのZorgメンバーとなると5000円以上の割引価格で購入できますよ。ご興味があればぜひ。 http://www.zorg.com/store/products/photomatix/ / #
by vivid_bit
| 2008-10-21 21:46
| SP AF17-35mm F/2.8-4
六本木ヒルズや東京ミッドタウンなど、六本木には再開発された土地がたくさんあり、その多くに桜並木があります。夜にはライトアップされ美しい姿を見ることができ、かく言う私も何度か撮影しています。(こちら の記事をご覧下さい) 一方で、昔からの公園にも美しい桜が植えられています。 上の写真は三河台公園という六本木交差点から一つ目の信号の角にある公園の桜です。遊具を取り囲むように桜が咲いています。 この公園は溜池山王方面へ向けて坂となっている場所にありまして、隣の土地とは高低差があります。お隣は日本料理屋の「花郷」というお店で、お部屋から直接桜を見ることもできます。六本木近辺にお勤めの方で屋内から桜を見たい方は、この桜の見える部屋をリクエストしてみてはいかがでしょうか。 以上、ポートレート写真で有名なプラナー85mm で撮影してみたのですが、いかがでしょうか。 桜の写真はあまり撮らないのですが、ちょうど雨上がりのいい青空が出たので、白い雲と合わせて撮ってみました。Planarのふんわりしたイメージが一番合うシチュエーションですね。 できあがりのリバーサルを見たとき、本当にリバーサルで撮って良かったと思った一枚です。ほのかにピンク色に染まる桜と、澄んだ青空は銀塩フィルムならではの色合いですね。 #
by vivid_bit
| 2008-04-15 01:01
| Planar 85mm F1.4
地下鉄グリーンラインの新しい電車の中は一見普通の電車と変わらないのですが、天井近くが傾斜しており、液晶モニターがドア上ではなく脇に付いています。ちなみに大江戸線のようなY字折り曲げ型の中吊り広告はありません。見通しが利くのはいいのですが、経営の非常に厳しい状態で大丈夫なのか心配になります。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 横浜市営地下鉄 グリーンライン 車内 日吉を出発した電車は、次々に真新しい駅を巡ります。幼い頃から聞きなれた土地を地下鉄で回るのは不思議な気分ですね。各駅でステーションカラーが決まっていまして、一目で分かるほどでした。どの駅も近未来的で、建築デザイン好きな自分としては非常に気になるところです。 高田駅は道路交通の要衝にあり、駅前広場が整備されています。しかしこのあたりは起伏に富んだ丘陵地帯でして、丘状の地形が、美しが丘→すみれが丘→北山田→東山田→久末・高田町北部→蟹ヶ谷・下田町→井田→日吉(矢上キャンパスを東端とする)と続いています。矢上川水系と早渕川水系に挟まれた部分が浸食されずに残っているためで、川沿いの地域と大きな高低差があります。 <参考> EOS 3 EF 100-400mm L USM 川崎市高津区南部から北山田・有馬・美しが丘方面 (丘陵が続いているのが分かる) そのためモータリゼーションが進展した今でも、丘陵部分と低地部分とを結ぶ道が貧弱だった影響が強く残っており、また概して未開拓の農地が多かった丘陵部分が高度経済成長期に大規模に開発されたこともあり、交通の便が滞った状態が今も残っています。 港北ニュータウン開発計画の影響を受けた地域や、東急が街区開発を行った地域はまだ良かったのですが、既存の開発地域はいかんともし難く、バスルートの開拓もままなりません。 今回早渕川沿いの低地部分を中心に地下鉄が通ったことで、丘陵部からバスルート等を使って通勤・通学客を集めるなど(サンヴァリエ日吉付近あたりから高田駅へのコミュニティバスの運行や、日吉・高田町間バスの東山田駅方面延伸など)、既存の交通インフラの問題点を克服するような対策を今後も期待したいところです。 また、このあたりは地形的には同一の丘陵部に属するにも関わらず、行政区域が川崎市と横浜市に分かれており、道路の延伸が遅れたり、鉄道が通らなかったりと交通インフラの整備が両市間の調整の遅れで、後手後手に回っているため、両市の連絡調整をしっかりしてもらいたいです。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 横浜市営地下鉄 グリーンライン 中山駅 センター北からセンター南の区間は地上を走ります。大規模開発が続いており、街並みの変化は依然として激しいものがあります。駅近くの街区にも大規模商業施設を開発できるスペースがまだまだ残っており、今後のニュータウン全体の発展と共に、商業施設の集積がさらに進みそうです。 ニュータウン区域を抜け、電車は川和町の地上区間に入ります。川和町はのどかな田園地帯と古い住宅地というイメージが強いのですが、古くは都筑郡(二俣川、西谷、都岡、現ニュータウン地区、柿生という広大な地域の行政区)の郡役所があった場所であり、川崎市と横浜市の市域の西進と共に、中心地としての意味を失っていった場所でもあります。その地が横浜市の手で新たに再開発されて生まれ変わろうとしているのは、何とも皮肉なものです。 そして電車は中山に到着します。明るい照明の下、開放感のある地下ホームです。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 横浜市営地下鉄 グリーンライン 中山駅 家族連れで電車を撮影している様子もしばしば見かけました。やはり動く電車の姿は人気ですね。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 横浜市営地下鉄 グリーンライン 中山駅 実際はこんな緑緑していませんが、緑色のタイルが側面に貼られています。正直なところ色付きタイルで地下鉄という組み合わせはありがち過ぎて、デザイン的には普通すぎるなと感じてしまいました。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 横浜市営地下鉄 グリーンライン 中山駅 池田輝政公からこんなメッセージも。 安全確保は当然ですが、経営効率の改善も極めて頭の痛い問題で、開通後はここが焦点になっていくでしょう。職員一人当たりの売上という水準で見ても、私鉄各社と比べてかなり低いとのことで、今後は一層の経営努力が必要となりそうです。今日は、開通ということでお祭り騒ぎですが、「横浜市市営交通事業あり方検討委員会」は、今現在の市営地下鉄の経営状況からすれば本来着工すべきでなかったとしています。 最近はニュータウンの開発が進み、市営地下鉄の経営状況は徐々に改善していますが、グリーンラインの開通と共に、地域全体でどのような相乗効果があるのか、交通手段としてどう発展していけるか、見守っていきたいと思います。 こちらの記事もどうぞ 横浜市営地下鉄グリーンライン・開業初日に旅する http://kozalog.exblog.jp/7601996/ グリーンライン いよいよ開業! http://kozalog.exblog.jp/7594349/ 開業前日の横浜市営地下鉄グリーンラインで試乗会(2) http://kozalog.exblog.jp/7593467/ 開業前日の横浜市営地下鉄グリーンラインで試乗会 http://kozalog.exblog.jp/7592869/ / / #
by vivid_bit
| 2008-03-31 01:53
| SP AF17-35mm F/2.8-4
日吉駅と中山駅を結ぶ横浜市営地下鉄グリーンラインがついに開業しました。 今日は長津田方面へ行く用事があったので、早速使ってみました。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 横浜市営地下鉄グリーンライン・日吉駅コンコース 切符売り場を見てみると長い行列が出来ていました。 開業記念乗車券等を販売している模様で、鉄道ファンの方々だけでなく地元の老夫婦が数多く「参戦」してましたね。午前9時から発売を開始した記念乗車券ですが、他の記念品を買わずに、乗車券単体を購入する場合はそれほど並ばずに済んだようです。午前9時15分の時点では5、6人並べば買える状態でしたし。 そういえば、このコンコースって携帯電話が圏外なんですよ。待ち合わせの時に電波が入らないと非常に困るので何とかしてもらいたいです。実際に試乗会のときに、「うわー電波入らなくてごめん!!」と言って「感動の再会」をしている方もいましたし。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 横浜市営地下鉄グリーンライン・日吉駅コンコース そんな中、犬を連れてコンコースを散歩している人も……。うーん。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 横浜市営地下鉄グリーンライン・日吉駅 早速中に入ってみるとこんな近未来的なエレベータと間接照明の空間が出現! 天井に奥行きが出て、雰囲気がありましたね。おしゃれです。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 横浜市営地下鉄グリーンライン・日吉駅 写真ブログなので、追加しておきます。 日吉駅はエスカレーターが3台ありますが、ホームとコンコースの高低差はあまり大きくなく、階段でもそれほど苦労しないと思います。とはいえ朝のラッシュ時にはエスカレーターに人が集中するでしょうから、3台は必要というわけですね。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 横浜市営地下鉄グリーンライン・日吉駅 ホーム ホームに下りてみると、そこには真新しい電車が登場。ピカピカです。9時20分頃に乗ったのですが、余裕で座れましたし、開業初日とはいえそれほど混乱した感じはありませんでした。 やはり鉄道ファンの方が多かったのですが、携帯なんかで頑張って撮らないで、せめてコンパクトデジタルで撮ってあげてもいいんじゃないかと思ったりして……。 車内は普通に仕事に使う方も散見されましたし、地元の方もかなり多いようで、遠方から初乗りに来たファンの方々が埋め尽くすという感じでは無かったです。 入る時に少し天井が低いなと思いましたが、座るとあまり意識はしないですね。 レポートは次の記事に続く。 こちらの記事もどうぞ グリーンライン いよいよ開業! http://kozalog.exblog.jp/7594349/ 開業前日の横浜市営地下鉄グリーンラインで試乗会(2) http://kozalog.exblog.jp/7593467/ 開業前日の横浜市営地下鉄グリーンラインで試乗会 http://kozalog.exblog.jp/7592869/ / / #
by vivid_bit
| 2008-03-30 23:55
| SP AF17-35mm F/2.8-4
いよいよ明日横浜市営地下鉄のグリーンラインが開業します。日吉中央通り付近の住民からの地下権の収用に手間取り、少し開業が延びてしまいましたが、大きなプロジェクトを成し遂げた横浜市の方々も感慨深いところではないでしょうか。 実家の最寄駅が明日から高田駅になります。「自宅の最寄駅を正確な縮尺で地図に書け」と、中学の地理の時間に指示され、いざ書いてみたところ、なんと図の北側には多摩川まで入り込む始末で、一体どんな田舎に住んでいるんだと皆に思われたのですが、ちょっとはマシになったのかもしれません。 とはいえ、肝心の高田駅までは歩いていけるような距離ではなく(苦笑)、地元に住む皆さんのバス通勤・通学は相変わらず続きそうです。(深夜利用時のタクシー代が半減することはメリットかもしれませんが……) EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 慶應義塾大学側出口のエスカレーター いよいよ慶應義塾大学側の出口が姿を現しました。地上から明かり取りがされており、高い吹き抜けとなっています。こちらにはエスカレーターが2基設置されており、階段を使う人はほとんどいません。動線上、西口のエレベーターは頻繁に使われることになりそうですが、こちらは奥まったところにある関係で、利用者がバラけそうです。 ちなみにこのエスカレーターの地下上り口付近に、県道と民有地(慶應所有地)の境界を示す板が貼られています。これを見ると、この新しい出口が相当慶應のキャンパス側に食い込んでいることがよく分かると思います。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 慶應義塾大学側出口のエスカレーター それにしてもこのデザイン、なかなかクールです。複雑に入り組んでいるのは階段部分ですが、単に斜めに登って行くだけのデザインではないので、インパクトがあります。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 慶應義塾大学側出口 登りきると折り返しになっています。 今は無駄な折り返しのように見えるのですが、近い将来に慶應の新校舎が完成し、そのエントランス部分と接続することになるため、このような半地下になっているそうです。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 慶應義塾大学側出口 キャンパスに食い込んでいる駅の構造物です。 日吉は古い住宅地である分、土地に余裕が無いので、出口を設けるには限度があります。その点で東口はキャンパスの土地を利用できたからこそ、これだけ余裕のある建物を造ることができたのかもしれません。 EOS 5D TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] 慶應義塾大学側出口・採光部 この緑色のパネルの隙間を見てみると、先程取り上げた、吹き抜けの採光部分がありました。なるほど。 さて、このグリーンライン開業に伴い、地上では綱島街道の整備が着々と進んでいます。港北区の都市計画によれば、仲の谷から綱島までの綱島街道が最優先で整備が進められるべき道路として指定されています。現に川崎側の坂の下では土地の収用と、建物の収去が始まっていますし、今回のグリーンライン開業に合わせて歩道も整備されたので、日吉駅近辺の道路整備は着々と進んでいくことでしょう。 またもう一つ優先的に整備が進められるのが宮内新横浜線(高田交差点以北で新城・綱島駅間のバスが走る道路)でして、今回の高田駅開業に合わせて、太い道路用地が突如出現しています。今後は新羽から伸びてくる本道と結ばれて、新横浜・高田駅前交差点との間の幹線となってくれることでしょう。今回のグリーンライン開通で整備されるのは鉄道だけではないんです。(ついでに言うと日吉本町付近に出来た微妙に太い道も、常盤台バス停付近に向けて北上する道路の初開通部分になります) いよいよ明日開業ですね。地元の皆さんの願いをこめて、無事であり続けてもらいたいです。 / / #
by vivid_bit
| 2008-03-29 23:22
| SP AF17-35mm F/2.8-4
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