クラシック音楽が転がっている街・プラハ
 西麻布にあるパリのカフェを思わせるお店「ビストロ・アンバロン」でランチをしながら、プラハの話題で大いに盛り上がりました。特にそこで話題になったのがプラハとクラシックの関係です。

 プラハに行って驚いたのは、街のいたるところにクラシックコンサートが行われていたことです。観光名所の通りのすぐ隣で「もうすぐはじまりま~す」(byチェコ語)と言って呼び込んでいるのですが、それが飲み屋ではなく、クラシック音楽の公演だったのです。もちろんレストランに弦楽四重奏が付いているというレベルのものではありません。本当にコンサートなのです。

d0105068_8571138.jpg

EOS 5D MarkII + EF24-70mm F2.8 L USM

 中世からの街並みに加えて、日常的に楽しめるクラシック音楽という組み合わせは、文化の揺るがなさを思い知らされます。

 どんな国であれ、元々は非常に庶民的なものであれ、原作の古いアートは、時代を経るうちに古典として特別な地位を与えられ、世間一般と隔離されたものとなりがちです。にも関わらず、クラシック音楽が日常に転がっているのですから、大衆に心から愛されている芸術であることがよく分かります。

 観光客相手の公演ではないかと見る向きもあるかもしれません。

d0105068_114133.jpg


 しかし街の津々浦々、毎晩開催されているコンサートの多さを目の当たりにすれば、決して観光客相手だけで成り立つ軽薄なものではないことが分かるでしょう。

 翻って、我が日本にそれだけ揺るがない古典芸術があるのかというと、心許ないように思いますね。

d0105068_1049503.jpg


 何がこの違いを生むのかは分かりません。日本の雨の多く樹の育ちやすい風土が、木造建築物の頻繁な建て直しと、街の生まれ変わりを促し、その風土で育った人々の感性に、環境の自然な変化を切望する気持ちを植え付けたのかもしれません。

 そういう意味で、この写真にあるような古くからの建物を見ていると、変化に揺るがず、絶対的に存在し続けるような趣きがあります。そういった風土に生きる人々は、感性も違ってくるのではないでしょうか。



d0105068_133830.jpg

[PR]
by vivid_bit | 2013-08-15 19:42 | EF24-70mm L USM
<< カメラを持ってプラハへ カラフ... Biogon21mmが写す色鮮... >>


カテゴリ
全体
DP2 Merrill
SWH 15mm F4.5 II
Summilux 35mm F1.4
NOKTON50mm F1.5
Biogon 21mm F2.8
Biogon 28mm F2.8
Planar 45mm F2
Sonnar 35mm F2.8
Distagon 35mm F1.4
Planar 50mm F1.4
Planar 85mm F1.4
Vario-Sonnar80-200mm
EF-S10-22mm
EF50mm F1.4 USM
EF24-70mm L USM
EF85mmF1.8 USM
EF135mm F2L USM
EF100-400mm F4.5-5.6
SP AF17-35mm F/2.8-4
XF35mmF1.4 R
XF18mmF2 R
その他
未分類

以前の記事
2015年 03月
2015年 01月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 01月
2012年 09月
2011年 08月
2008年 10月
2008年 04月
2008年 03月
2007年 03月
2007年 02月

タグ
(16)
(15)
(15)
(12)
(12)
(10)
(9)
(9)
(9)
(8)
(7)
(6)
(6)
(6)
(5)
(5)
(5)
(4)
(4)
(4)

その他のジャンル

ブログパーツ