ズミルックスと由比ヶ浜の夕暮れ
 Summilux 35mm F1.4 は、数あるレンズの中でも非常に特徴的な一本ですので、モノにするには骨が折れます。

 当ブログでも多くの写真を掲載してきたBiogon28mmF2.8 (Gマウント)とは対照的な写りで、とてもしっとりした甘い写りが特徴的です。このズミルックス35mmを片手に、ふと思い立って鎌倉 まで足を運んでみました。

 (フランスで撮影した作例 もぜひご覧下さい)

球面レンズの妖しい写り

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LeicaM9  + Summilux 35mm F1.4 2nd


 JR鎌倉駅のすぐ隣には江ノ電鎌倉駅があります。江ノ電に乗ってわずか5分で鎌倉大仏にもほど近い長谷駅に到着します。この長谷駅から徒歩5分ほどで由比ヶ浜に到着します。

 さてその写りを見てみるとソフトフォーカスかと思うほどですね。このとろける写りに憧れて購入したのですが、レンズの描写を生かすためには、こういう絵をとりたいという強い思想が無いと、逆にレンズに撮らされてしまうことになりそうです。まだまだ修行は続きます……。

 今回使用しているのはLeicaMマウント向けのズミルックス35mmの第2世代のレンズです。レンズ構成図を見るとよく分かるのですが、非球面レンズを採用した第3世代(1990年)以降と全く違う造りとなっていて、むしろ前身のズマロン35mmに似ているほどです。確かに写りもその傾向を感じます。

 そしてYashica/CONTAXマウント向けのディスタゴン35mmF1.4 と比較しても、体積は何分の一なんだろうかと思うほどコンパクトで旅先には気楽に持って行けるレンズですね。最短撮影距離は1mとかなり長く、近づいてボケを生かすというのは難しいのですが、こればかりは仕方ありません。




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LeicaM9 + Summilux 35mm F1.4 2nd

 この曖昧な描写がレトロなものを被写体にしたときにとてもマッチします。癖玉とも称されるレンズですが、これほどの個性を持つレンズはそう多くはありません。

 ちなみにこの道路は、国道134号線という神奈川でも屈指の渋滞ポイントなのですが、かつては湘南道路という有料道路でした。周辺はすでに市街地化しており、ここに有料道路があったとは想像も付きません。



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LeicaM9 + Summilux 35mm F1.4 2nd

 由比ヶ浜のネーミングライツが、鳩サブレーで有名な豊島屋さんに売却される見込みとの報道がされていますね。公募で名前を集めるとのことですが、このこと自体が注目を浴びることですし、なかなか上手い考え方ですね。

 鳩サブレーという商品自体は社会で広く認知されていて、これ以上知名度を上げることに、広告宣伝上の意味はあまり無いでしょう。それよりは、鎌倉と鳩サブレーのつながりの深さ、歴史への密接性を強調し、広く地元に支持されるブランドとして全国的に知名度を確立することの方が価値が高いと思いますね。


長谷駅周辺を散策する

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LeicaM9 + Summilux 35mm F1.4 2nd

 線路の先に……入口!?

 このお店は長谷駅近くにある「レストラン・ワタベ」という古民家フレンチのお店です。

 踏切も無い線路を越えてお店に入るなんて、新鮮な気分ですね。お店の評価も高く、雑誌でも取り上げられているお店ですね。サプライズなランチ・ディナーをしたいなら足を運んでみてはいかがでしょうか?


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LeicaM9 + Summilux 35mm F1.4 2nd 御霊神社

 鳥居のすぐ隣を江ノ電が走るという恐ろしいシチュエーションです(笑)





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LeicaM9 + Summilux 35mm F1.4 2nd


 長谷駅の周辺も雰囲気があって好きですね。駅の構内踏切を使ったのは久々です。

 開放F1.4で撮影したためふわっとした写りになっています。




ズミルックスを少し絞る

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LeicaM9 + Summilux 35mm F1.4 2nd


 ここからは七里ヶ浜へ移動。この場所はやたらと駐車場が広いのですが、先ほど取り上げた湘南道路の料金所の名残だからだそうです。道の駅がある訳でもないのに、なんでこんなに駐車場があるんだろうと思ったのですが、この事実を知って合点がいきました。

 さて、携帯がこれだけ普及したのに、ちゃんとしたカメラの持参率が上がっているように感じます。この旅でも多くのカメラ女子に出会いました。しかもしっかりした一眼レフを持っている人も多かったです。もっともっとカメラのことを活用して欲しいです。

 この2枚は少し絞っての撮影です。上はF2.8、下はF2.0だったと思いますが、F2.8のほどよくシャープな写りも魅力的ですし、F2のやはり幻想的でコントラスト低めの写りも少し絞ったときの写りも美しいです。まだまだ勉強不足のレンズですが、絞りによって変わる描写というものをしっかり表現に生かしていきたいですね。




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by vivid_bit | 2013-05-15 01:05 | Summilux 35mm F1.4
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